(Vol.35,No.2,1997)
化学と生物 2 編集/日本農芸化学会 刊行/学会出版センター Vol.35,No.2,1997
■巻頭言■
牛乳・乳製品と生活 野田勝彦 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−71
■今日の話題■
植物の新しい遺伝子組換え技術−−MATベクターシステム
植物ホルモン合成酵素遺伝子を標識,従来法と比べて種々の利点 海老沼宏安,杉田耕一,松永悦子,山門幹子−−−−−72
窒素欠乏による花芽分化の誘導機構 田中 修−−−−−−−−−−−−−−74
タンパク質の分解過程が引き金
情報量が増加するmRNA 椙崎弘幸−−−−−−−−−−−−−−−−−−76
トリパノソーマのRNA編集反応
アミノ酸による細胞機能の修飾 矢ヶ崎一三,三浦 豊−−−−−−−−−−78
タンパク質合成の促進,癌細胞浸潤の抑制などに有効か
幹(茎)に付着する根粒菌 盧 重協,湯川英明−−−−−−−−−−−−−80
自前のCO2固定能,耐冠水性など作物生産への寄与に期待
DNA特異的機能材料 丸山 厚,赤池敏宏−−−−−−−−−−−−−−−81
DNA医薬の発展を支援する合成高分子
■セミナー室 メタボリックエンジニアリングの展開-3■
メタノール資化菌によるアミノ酸生産 本山裕章,穴澤秀治−−−−−−−123
■ジャーナルクラブ■
エネルギーバランスを調節する体液性因子レプチンとその受容体 金本龍平−−−−−118
細胞の極性成長にはたらく共通な遺伝子像 鈴木孝仁−−−−−−−−−−119
緑藻類におけるCO2感知機構が見つかった 橋床泰之 −−−−−−−−−121
■化学の窓■
軸性キラリティー法による有機化合物の絶対配置決定 福士幸治−−−−−99
■解説■
酵母の細胞壁合成はどのうように制御されているか 門田裕志,大矢禎一−−−84
オキシルラジカルとDNAとの反応 桑原幹典 −−−−−−−−−−−−−91
スピントラップ法によるDNA損傷前駆ラジカルの検出と同定
高炭酸ガス環境下で植物はどのように生育するか 牧野 周,前 忠彦,米山忠克−−−−−104
母乳の免疫機能 金丸義敬−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−110
抗体とミルクムチンによるロタウイルス感染の予防
■研究のスポット■
グラム陰性菌のシグナルペプチド非依存的蛋白質分泌機構 赤塚浩之,大森謙司 −−−−−132
■本多忠親のパリ通信-11■
博士号−−−−−−−−−−−−−131
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