日本農芸化学会2018年度大会開催にあたって

小林 哲夫

2018年度大会実行委員長 小林 哲夫

日本農芸化学会2018年度大会開催にあたり、ご案内をかねて一言ご挨拶を申し上げます。

今回の大会は2008年以来10年ぶりの名古屋での開催となります。ここに大会概要を簡単にご紹介させていただきますので、ご参加を積極的にご検討くださいますようお願い申し上げます。会期は3月15日(木)から18日(日)の4日間となります。3月下旬の開催が多い中、昨年に引き続き中旬での開催となっておりますので、お早めにご予定いただければ幸いです。初日の15日の会場は、「ウェスティンナゴヤキャッスル」(2018年2月1日より ホテルナゴヤキャッスルに名称変更)で、名古屋市営地下鉄鶴舞線「浅間町」駅から徒歩10分、名古屋城に隣接して位置しています。16日から18日は同じく鶴舞線の「塩釜口」駅から徒歩4分の名城大学天白キャンパスにおいて開催します。隣接した二つの講義棟が講演会場となっていますので会場間の移動は短時間ですみます。移動時間をあまり気にすることなくスケジュールを組んでいただけます。

本大会でも例年どおり授賞式、受賞講演、および懇親会は初日に行われます。「農芸化学「化学と生物」シンポジウム」は大会初日と3日目の2回開催されることとなりました。初日はスタチンの発見でガードナー国際賞をご受賞の遠藤章先生を、大会3日目はオートファジー研究でノーベル生理学・医学賞をご受賞の大隅良典先生をお迎えします。今回も前大会と同様に一般ではなく大会参加者の皆様を対象としたシンポジウムとなっております。

今大会は一般講演(口頭発表)を大会2日目、3日目、大会シンポジウムを4日目とさせていただきました。ランチョンセミナー機器・試薬・書籍等展示会も例年どおり開催されます。ほかにもさまざまな企画があり、大会2日目には昨年度に新設された各種女性賞の受賞講演、恒例のJABEEランチョンシンポジウム産学官学術交流フォーラムが企画されています。また、同日に「学術活動強化委員会企画シンポジウム」が2件開催されますが、これはそれぞれ日本土壌肥料学会日本ケミカルバイオロジー学会との合同企画となっており、学会間の連携をはかる取り組みとなっております。夕刻には恒例のミキサーを開催しますので、皆様の交流の場としてご活用ください。

大会3日目は「男女共同参画ランチョンシンポジウム」が開催されます。前述の各種女性賞とともに農芸化学会としての男女共同参画への取り組みへの一環となっております。また、恒例のジュニア農芸化学会も開催されますので、お時間がありましたら足を運んでいただき、高校生諸君の取り組みを励ましていただけたらと存じます。なお、3日目の一般講演は早めに終了し、16時すぎからは大隅先生のご講演となります。名城大学の設備を最大限に活用させていただき、設備のある講義室にはご講演のライブ映像を配信します。総数で約2000名分のお席を用意させていただく予定です。

最終日には大会シンポジウムを午前、「産学官学術交流委員会企画シンポジウム」を午後に開催します。大会シンポジウムは29件の同時開催となってしまいますが、関連する内容のシンポジウム会場を隣接させるなどの配慮を行いますのでご理解ください。「産学官学術交流委員会企画シンポジウム」は「ビジネスイノベーション」を主題としていますので、産学官連携を模索する皆様には是非ともご参加いただけたら幸いです。また、例年のとおり若手研究者・学生を対象とした「農芸化学Frontiersシンポジウム」を大会最終日から翌日にかけて開催いたします。若手研究者や学生の交流の場として設けておりますので、若手の皆様は積極的にご参加いただきますようお願いいたします。

実行委員会・中部支部として「企業展」という企画も立ち上げました。本大会はちょうど就職活動の開始時期と重なって開催されます。農芸化学会関連企業の皆様と関連分野で学んで就職活動を始める学生との交流の機会として企画したものであり、企業と学生双方にとって有意義なものとなると期待しています。中部支部では過去の例会において「企業展」を何回か開催しており手ごたえを感じています。「企業展」は大会2日目、3日目の開催となります。企業の皆様へのご案内は差し上げておりますが、社内での連絡不達という可能性もありますのでご質問等ありましたら実行委員会にご連絡ください。

年次大会の運営方式が変わって2年目の大会となります。理事会および事務局と連携を図りながら、大会開催頻度が少なく経験の少ない支部での円滑な大会運営のモデルとなれるよう準備を進めています。行き届かない点も多いとは存じますがご容赦を賜りますとともに、大会後にはご意見を実行委員会あるいは農芸化学会事務局にいただけますと有難く存じます。

最後になりましたが、大会開催にあたっては多くの企業・団体様からのご支援が欠かせません。既に一部ご協力のお願いをしているところでございますが、飲料等のご寄附だけでなく、機器・試薬・書籍等展示会展示、ランチョンセミナー、企業展、広告掲載などでご支援をお願いすることになります。大会の成功に向けて快くご協力くださいましたら感謝に堪えません。

実行委員会として本大会が実りあるものとなるよう努力するのは当然ですが、大会開催は会員の皆様や賛助企業の皆様のご協力の上に成り立っています。是非とも皆様のご協力と大会への参加をいただけますようお願い申し上げます。