今年度も下記要領により、農芸化学研究企画賞の募集を行います。奮ってご応募ください。

1. 賞の趣旨と目的
本賞は、従来のような研究成果に対する賞ではなく、実学である農芸化学分野らしい優れた研究企画に対するユニークな賞です。学術研究の産業化支援や農芸化学のさらなる発展を目指すことを目的にしております。農芸化学の重点領域である生命・食・環境の以下の3研究領域で、萌芽的研究および産業化を模索する比較的早期の研究の企画を対象とします。
応募された研究企画の中から、優秀なテーマ企画を選考し、本賞の趣旨に賛同していただいた企業からの寄付金より副賞を贈呈します。

2. 3つの重点研究領域

  • ①先導的生物活性物質研究と新技術開発
    (1)革新的医薬医療を志向した生物活性物質の探索・合成・生産等の研究と新技術開発
    (2)革新的農林水産物生産を志向した生物活性物質研究と新技術開発
  • ②機能性食品素材および食品
  • ③グリーンバイオテクノロジー
    (1)バイオマス資源の生産・供給・利用(有用物質生産プロセス等)に関わるテクノロジー
    (2)省資源・省エネルギープロセスに関わるバイオテクノロジー
    (3)環境浄化・資源循環に関わるバイオテクノロジー

3. 副賞および期間
1つの重点研究領域につき2件以内
副賞:200万円
研究期間:2017年4月1日~2019年3月31日(2年間)

4. 応募資格
国公立大学・私立大学・高等専門学校・国立研究開発法人研究所等の公的な非営利研究機関に在籍する職員・研究者(年齢不問)で、本会会員であること
※学生、企業関係機関在籍者は応募できません。

5. 応募方法
所定の応募用紙(word版)を、こちらからダウンロードいただき、必要事項をご記入のうえ、本会庶務係までメール添付にてご提出ください。

提出期限:2016年10月21日(金)本会必着

6. 顕彰、事後報告
受賞者には、2017年度大会中に開催される授賞式において、賞状の授与が行われます。
また、年度大会中に開催される「産学官学術交流フォーラム」にて中間報告や最終報告発表をしていただくなどのほか、得られた研究成果によっては「化学と生物」誌への報告掲載をお願いしております。
研究期間終了後、3ヶ月以内に会計報告書および研究成果報告書を産学官学術交流委員会に提出していただきます。

7. 知的財産権等
選出された研究テーマの知的財産権は、研究者の所属機関に帰属するものとします。

問い合わせ・応募先:
公益社団法人日本農芸化学会事務局
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル内
TEL:03-3811-8789  E-mail

※ご寄付のお願い

以上