Archive for the '産学官若手交流会 さんわか' Category

Published by ダイナコム on 04 10月 2018

第32回さんわかセミナー 「未来を拓くスマートバイオセンシング技術」

報告

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会場風景

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概要

タイトル 「未来を拓くスマートバイオセンシング技術」
主催 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
ポスター

さんわか

さんわか第32回セミナー ポスター(PDF)

開催趣旨 近年、身の回りの環境や生体情報を検知し、さらにはそのデータを蓄積し、人工知能に供することにより、人々の生活を豊かにする試みが精力的に進められております。 そのような流れから、多種多様な生体情報理解し、特異的に正確にセンシングする基盤技術の開発や、センシングデータを人々が利用しやすいようにストレスフリーな状態で表示する開発が重要になっております。独自に開発を進めている大手企業も多いことと思います。農芸化学の生命・食・環境分野ともおおいに関わりがあり、これからも伸びてゆく分野の一つと考えております。

そこで、第32回さんわかセミナーでは「未来を拓くスマートバイオセンシング技術」と題しまして、第一線でご活躍されている先生方をお招きして、お話を伺う機会を企画しました。講演終了後には、先生方を囲んで技術交流会も開催します。日本農芸化学会会員ではない方の参加も歓迎いたします。ご興味のある皆様方のご参加をお待ちしております。なお、技術交流会からの参加も受付けております。ぜひ本セミナーを機会に研究の幅、交流の輪を広げてみてはいかがでしょうか。
日時 2018年11月26日(月)
受付13:00~、セミナー13:30~、技術交流会17:30~
会場 東京大学 弥生キャンパス 中島董一郎記念ホール
アクセス 東大前駅(地下鉄南北線) 徒歩1分
湯島駅又は根津駅(地下鉄千代田線) 徒歩8分
本郷三丁目駅(地下鉄大江戸線) 徒歩10分
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/keiro.html
講演者 西津貴久(岐阜大学 応用生物科学部 応用生物科学科 教授)
末永智一(東北大学大学院 環境科学研究科 先端環境創成学専攻 教授)
若本祐一(東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 准教授)
小関泰之(東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻 准教授)
プログラム 13:00- 受付開始
13:30- 開会

13:35-
『振動で食品物性をはかる』
西津貴久(岐阜大学 応用生物科学部 応用生物科学科 教授)


14:25-
『COI東北拠点の取り組み:自助と共助のバランスが取れた社会構築を目指して』
末永智一(東北大学大学院 環境科学研究科 先端環境創成学専攻 教授)


15:15- 休憩

15:25-
『特殊な細胞ヒストリーをとらえる1細胞計測技術』
若本祐一(東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 准教授)


16:15-
『誘導ラマン散乱顕微法による生体分子イメージングとその応用』
小関泰之(東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻 准教授)


17:05- 閉会
17:30- 技術交流会
参加費 セミナー参加費:無料(当日受付可)
技術交流会参加費:3,000円、学生1,000円(事前申込制)
定員 100名
(満席となり次第締め切りとなります。当日残席がある場合のみ入場できます。)
参加申込 お申込みは下記のリンクからお願いいたします。技術交流会の参加も事前申込みが必要です。
https://service.dynacom.jp/form/g/jsbba/f_28/index.php
【セミナー参加申込締切】11/22(終日)
【技術交流会参加費事前決済締切】コンビニ決済:11/12(終日) or クレジットカード決済:11/16(正午)
※お申込みいただいた個人情報は、参加確認および今後のさんわかセミナーご案内以外の目的には使用いたしません。
問い合わせ先 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
E-mail (青字「E-mail」の部分をクリックしてください)

Published by ダイナコム on 26 4月 2018

第31回さんわかセミナー 「難培養・極限環境微生物研究の最前線」

報告

2018年6月21日、京都大学 理学部セミナーハウスにて、第31回さんわかセミナーを開催いたしました。今回のセミナーでは、「難培養・極限環境微生物研究の最前線」と題しまして、第一線でご活躍されている先生方4名をお招きし、ご講演頂きました。当日は、大学・企業・公的研究機関から80名の方にご参加いただき、本テーマに対する関心の高さが伺われました。以下、各講演について簡単にご報告いたします。

  • 神戸大学 大澤朗先生からは、食中毒の原因となる細菌の難培養性についてご紹介いただき、病原細菌の難培養性は、研究者が「通常」と考える培養法にとらわれて培養できないだけ、或いは死んでいるのに「生きている」とする研究者の勝手な思い込みによるものであるかも知れないことを、実例を交えながら語っていただきました。また、ヒト腸内環境を模した「腸内細菌叢モデル(Kobe University Human Intestinal Model : KUHIM)」を用いた健康食品成分の機能性と安全性評価系の取り組みを紹介頂き、その中でヒト腸内に常在する腸内細菌の難培養性については、細菌間のCross Feeding(栄養共生)関係を考慮した培養方法を確立できれば、培養可能となりうるとご説明頂きました。
     
  • 理化学研究所 中村龍平先生は、物理化学の観点から深海生命圏に着目し、深海熱水噴出孔を形成する鉱物を介して発生する電気エネルギーによって支えられた「電気合成生命圏」が存在する可能性について、ご紹介頂きました。深海探査映像を交えながら、「チムニー(煙突状の熱水噴出孔)」が燃料電池・熱電変換素子の特徴を持ち、熱勾配を電気エネルギーに変換する機能を有していること、そしてその電気エネルギーが深海生命圏を支えるエネルギーの一つとなっている可能性について電気培養実験結果と合わせてご説明頂きました。
     
  • 京都大学 安藤晃規先生には、土壌微生物群に含まれる難培養性の硝化細菌の可培養化と、その応用展開について紹介頂きました。植物の生育や作物生産における窒素供給の効率化には、土壌中の硝化細菌による硝化反応が重要な役割を果たしているものの、硝化細菌が難培養性であることや、硝化反応の制御が複合微生物系で働いていることから、基礎的な解析や応用展開が難しいことが知られていました。本報告では、土壌中の窒素動態と微生物群の解析を行い、硝化反応微生物群モデルを再構築した研究内容を紹介頂きました。さらに、実際の作物栽培への応用展開を想定し、難培養性の硝化細菌の分離培養についてもご説明頂きました。
     
  • 京都大学 跡見晴幸先生からは、海底火山付近に存在する熱水噴出孔や陸上温泉などの ヒトや動物は住めないような高温環境にいる超好熱菌と呼ばれる微生物の代謝研究について紹介頂きました。超好熱性アーキアThermococcus kodakaraensiのゲノム情報から推定される代謝機能と実際の形質との間の矛盾に着目し、構造的に新規な酵素や新規代謝経路を見出した研究結果を、多くの実例を交えてご説明頂きました。

以上、ヒト腸内・土壌・深海熱水噴出孔など様々な環境に住む、難培養性微生物・極限環境微生物の最新研究とその応用可能性を紹介頂けた素晴らしい講演でした。また、「難培養(培養するのが難しい)」というのは、あくまでヒト目線での観点であり、これらの微生物は他の微生物と共生関係を育みながら、そして、生育環境にフィットした代謝経路・生存戦略を駆使して、地球環境の維持やわたしたちの生活に有効な働きをしていることがよく理解できました。

各講演の質疑応答や講演後の技術交流会におきましても活発な議論が交わされ、参加されたそれぞれの方々が大変刺激を受けていたご様子で、極めて好評でありました。本セミナーが皆様の今後の研究活動・業務において一助となれば幸いに存じます。ご多忙中にも関わらずご講演を快くご承諾いただきました4名の講師の先生方、ならびにご参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。今後とも、産学官若手交流会さんわかの活動にご協力・ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

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会場風景

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概要

タイトル 「難培養・極限環境微生物研究の最前線」
主催 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
ポスター

さんわか

さんわか第31回セミナー ポスター(PDF)

開催趣旨 農芸化学分野では古くから、微生物を対象に基礎から応用まで広範な研究が展開されています。しかしながら、研究対象になっている微生物は、培養が比較的容易なものが多く、通常条件では培養できない微生物(難培養微生物)や、生息域が極限環境に限定される微生物(極限環境微生物)については未だ多くのことが解明できていません。近年、分析技術や培養技術の発展により、難培養微生物や極限環境微生物の研究は大きく進展しており、その謎に満ちた生態の解明にとどまらず、特異なタンパク質・酵素の発見やそれらの新しい利用法にまで研究が展開されつつあります。

そこで、第31回さんわかセミナーでは「難培養・極限環境微生物研究の最前線」と題しまして、第一線でご活躍されている先生方をお招きして、お話を伺う機会を企画しました。講演終了後には、先生方を囲んで技術交流会も開催します。日本農芸化学会会員ではない方の参加も歓迎いたします。ご興味のある皆様方のご参加をお待ちしております。なお、技術交流会からの参加も受付けております。ぜひ本セミナーを機会に研究の幅、交流の輪を広げてみてはいかがでしょうか。
日時 2018年6月21日(木)
受付13:00~、セミナー13:30~、技術交流会17:30~
会場 京都大学 吉田キャンパス北部構内 理学部セミナーハウス
アクセス JR京都駅から
市バス 京都駅前 206系統「東山通 祇園・北大路バスターミナル」行(約35分)→百万遍(→今出川通を東に徒歩10分)
市バス 京都駅前 17系統  「河原町通 四条河原町・銀閣寺」行(約35分)→京大農学部前
http://www.sci.kyoto-u.ac.jp/ja/map.html
講演者 大澤 朗(神戸大学農学研究科 食の安全安心科学センター 教授)
中村 龍平(理化学研究所 環境資源科学研究センター 生体機能触媒研究チーム チームリーダー)
安藤 晃規(京都大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻 助教)
跡見 晴幸(京都大学大学院 工学研究科 合成・生物化学専攻 教授)
プログラム 13:00- 受付開始
13:30- 開会

13:35-
『腸内細菌にみる難培養性の実態』
大澤 朗(神戸大学農学研究科 食の安全安心科学センター 教授)


14:25-
『電気生態系:電気を介した微生物と底生動物の相互作用』
中村 龍平(理化学研究所 環境資源科学研究センター 生体機能触媒研究チーム チームリーダー)


15:15- 休憩

15:25-
『難培養性硝化菌の可培養化と応用展開』
安藤 晃規(京都大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻 助教)


16:15-
『超好熱性アーキアの特異な代謝とその利用』
跡見 晴幸(京都大学大学院 工学研究科 合成・生物化学専攻 教授)


17:05- 閉会
17:30- 技術交流会
参加費 セミナー参加費:無料(当日受付可)
技術交流会参加費:3,000円、学生1,000円(事前申し込み制)
定員 100名
(満席となり次第締め切りとなります。当日残席がある場合のみ入場できます。)
参加申込 お申込みは下記のURLからお願いいたします。技術交流会の参加も事前申込みが必要です。
https://service.dynacom.jp/form/g/jsbba/f_28/index.php
[申込み締切:セミナー参加登録は2018年6月19日(火)、技術交流会は6月13日(水)正午]
※お申込みいただいた個人情報は、参加確認および今後のさんわかセミナーご案内以外の目的には使用いたしません。
問い合わせ先 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
E-mail(青字「E-mail」の部分をクリックしてください)

Published by ダイナコム on 29 1月 2018

2018年度産学官学術交流フォーラム

報告

2018年3月16日(金)、日本農芸化学会2018年度大会において、2018年度産学官学術交流フォーラムを名城大学・天白キャンパス 共通講義棟北1階N101で開催しました。

第1部では農芸化学研究企画賞の発表会、第2部では企業で活躍する著名な先生方を招きシンポジウムを行いました。全体を通して400名程度と非常に多くの方々にご参加頂きました。フォーラムに参加していただいた皆様に改めて御礼を申し上げます。

[第1部 農芸化学研究企画賞発表会]

まず、産学官学術交流委員会の松山委員長から開会の挨拶、および農芸化学研究企画賞の趣旨について説明をしていただきました。ついで、本年度採択された二つの研究企画賞 (第15回農芸化学研究企画賞) に関して受賞者の先生方に講演していただきました。いずれの、研究もオリジナリティのある素晴らしい研究企画であり、今後の研究の発展が楽しみなものでした。

  • 「筋分化を誘導する乳酸菌オリゴDNAの生体内作用の実証」
    高谷 智英(信州大学・農学部)
  • 「セルロースナノファイバー生産のための温泉微生物生態系エンジニアリング」
    春田 伸(首都大学東京・理工学研究科)

ついで、第14回農芸化学研究企画賞受賞者による中間報告が行われました。3演題とも着実に研究が進展しており、今後の発展におおきな期待が持てる内容となっていました。

  • 「ゲノム編集による果実成熟制御の解明と高品質果実の作出」
    伊藤 康博((国研)農業・食品産業技術総合研究機構・食品研究部門)
  • 「"ホモキラルポリ-γ-グルタミン酸"生合成装置の分子解析と微生物工学利用」
    芦内 誠(高知大学・農林海洋科学部)
  • 「消化汚泥を基質とした水素発酵に関するバイオテクノロジー基盤研究」
    藤井 克彦(山口大学・創成科学研究科)

第一部の最後に第13回農芸化学研究企画賞受賞者による最終報告が行われました。まだ、実用化に至ってはおりませんが、特許の取得などの着実に成果が上がっていることが見受けられました。近い将来、これらの企画から産業化がおこる可能性を感じさせる内容でした。

  • 「非侵襲的薬剤投与法を可能にする上皮タイトジャンクション可逆的開口剤の開発」
    臼井 健郎(筑波大学・生命環境系)
  • 「食後高血糖改善成分を含む新規食材の活用に関する研究」
    仲川 清隆(東北大学・大学院農学研究科)
  • 「廃棄ゴムの再資源化を目指したゴム処理技術の革新」
    笠井 大輔(長岡技術科学大学・工学部)

[第2部シンポジウム「企業トップが語る研究開発の未来予想図」]

第2部では企業の研究のトップクラスの先生方をお招きし、研究開発に対する取り組みなどを語っていただきました。

  • 「『過去』から『現在』,そして『未来』へ -富山化学の感染症領域への取組みも含めて-」
    まず、富山化学工業株式会社の野村部長にご講演いただきました。日本におけるペニシリン開発の歴史とそこから学ぶべきこと、データ解釈の重要性について話していただき、ついで、富山化学におけるヒット商品の、開発の経緯を振り返りながら、富山化学の研究開発のこだわりについてお話しいただきました。また、最後には若手研究者に向け、研究開発や産学連携について示唆に富んだお話をいただきました。
     
  • 「東洋紡におけるバイオ事業の歴史と産学官連携の取組について」
    東洋紡株式会社の曽我部所長には化学メーカーであった東洋紡がバイオ事業に参入したきっかけや、その後、バイオ事業が発展する過程で経験した様々な産学連携の事例に関してご紹介いただきました。また、酵素事業や化粧品事業の製品化における苦労話などは今後の産学連携のあり方を考える上で興味深いお話でした。
     
  • 「トヨタ自動車 バイオ分野の取組みについて」
    トヨタ自動車株式会社の畦上主査にはトヨタのアグリバイオ事業の取り組みについて幅広いお話をしていただきました。バイオエタノールなどの話、農業に関する取り組みはまさにトヨタの技術力が生かされた素晴らしいものであると感じました。それとともに、トヨタほどの大会社が謙虚に農業に関わる様々な事業に取り組んでいる姿勢に感銘を受けました。
     
  • 「名古屋発 中堅バイオ企業の生きる道」
    本シンポジウムの最後には天野エンザイム株式会社の天野社長に講演していただきました。文系の出身である社長のご講演は、これまでの講演とは視点がことなるものでありましたが、農芸化学で研究をする多くの研究者にとって大変参考になったと思います。特に酵素事業に事業を絞った舵きりや名古屋式経営の考え方は印象深いものでした。

第2部の最後は本シンポジウムの開催に多大な尽力をいただきました、岡山大学の稲垣先生の挨拶にて締め括りとなりました。

2018年度産学官学術交流フォーラム-1 2018年度産学官学術交流フォーラム-2

2018年度産学官学術交流フォーラム-3 2018年度産学官学術交流フォーラム-4

2018年度産学官学術交流フォーラム-5 2018年度産学官学術交流フォーラム-6

[第3部 技術交流会]

技術交流会は、会場を食堂へと移し大会ミキサーと合同で行われました。演者の先生方にもご参加いただき様々な意見交換をさせていただきました。

最後になりましたが、お忙しい中、ご講演を引き受けてくださいましたシンポジストの皆様、発表者の先生方、ならびにご参加いただきました多くの皆様に改めて御礼申し上げます。

本フォーラムが、農芸化学分野における産学連携の発展の一助となることを願っております。

8期さんわか代表 東京大学 勝山 陽平

概要

2018年度産学官学術交流フォーラムを下記の要領で開催いたします。

第1部は農芸化学研究企画賞発表会を開催いたします。第15回受賞者の研究企画発表、第14回受賞者の中間報告、第13回受賞者の最終報告を行います。

第2部はシンポジウムを開催いたします。本年度は「企業トップが語る研究開発の未来予想図」と題し、農芸化学に近い分野で大活躍されている企業の研究トップから次世代へのビジョンを語っていただきます。

第3部は本大会ミキサーとの合同で技術交流会を開催します。

奮ってご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

※第1部、第2部は参加無料、第3部(技術交流会)は日本農芸化学会2018年度大会への参加登録が必要です。

日時 2018年3月16日(金)13:50~
(日本農芸化学会2018年度大会2日目)
会場 名城大学天白キャンパス
共通講義棟北1階N101(第1部・第2部)、地下1階 名城食堂(第3部)
主催 日本農芸化学会「産学官学術交流委員会」
企画 日本農芸化学会「産学官若手交流会(さんわか)」
参加費 無料(当日受付可)
ポスター ポスター
2018年度産学官学術交流フォーラム(PDF)
プログラム 13:20- 受付開始

第1部 農芸化学研究企画賞発表会 13:50~14:50
(会場:共通講義棟北1階N101)
  • 13:50~13:55
    「農芸化学研究企画賞」
    松山 旭(産学官学術交流委員会委員長)

第15回農芸化学研究企画賞受賞者による研究企画発表会
  • 13:55~14:00
    「筋分化を誘導する乳酸菌オリゴDNAの生体内作用の実証」
    高谷 智英(信州大学・農学部)
  • 14:00~14:05
    「セルロースナノファイバー生産のための温泉微生物生態系エンジニアリング」
    春田 伸(首都大学東京・理工学研究科)

第14回農芸化学研究企画賞受賞者による中間報告会
  • 14:05~14:10
    「ゲノム編集による果実成熟制御の解明と高品質果実の作出」
    伊藤 康博((国研)農業・食品産業技術総合研究機構・食品研究部門)
  • 14:10~14:15
    「“ホモキラルポリ-γ-グルタミン酸”生合成装置の分子解析と微生物工学利用」
    芦内 誠(高知大学・農林海洋科学部)
  • 14:15~14:20
    「消化汚泥を基質とした水素発酵に関するバイオテクノロジー基盤研究」
    藤井 克彦(山口大学・創成科学研究科)

第13回農芸化学研究企画賞受賞者による最終報告会
  • 14:20~14:30
    「非侵襲的薬剤投与法を可能にする上皮タイトジャンクション可逆的開口剤の開発」
    臼井 健郎(筑波大学・生命環境系)
  • 14:30~14:40
    「食後高血糖改善成分を含む新規食材の活用に関する研究」
    仲川 清隆(東北大学・大学院農学研究科)
  • 14:40~14:50
    「廃棄ゴムの再資源化を目指したゴム処理技術の革新」
    笠井 大輔(長岡技術科学大学・工学部)

ポスターディスカッション&休憩
  • 14:50~15:20
第2部 シンポジウム「企業トップが語る研究開発の未来予想図」 15:20~18:15

企業のトップクラスは何を考えて、どういう研究開発マネジメントをしているのか?成功のきっかけは何だったのか。農芸化学に近い分野で、大活躍されている企業のトップから次世代の研究開発ビジョンを語っていただきます。
 
  • 15:20~16:00
    「『過去』から『現在』,そして『未来』へ -富山化学の感染症領域への取組みも含めて-」
    野村 伸彦 氏(富山化学工業株式会社 綜合研究所 製品情報部 部長)
  • 16:00~16:40
    「東洋紡におけるバイオ事業の歴史と産学官連携の取組について」
    曽我部 敦 氏(東洋紡株式会社 敦賀バイオ研究所 所長)
  • 16:40~16:50 休憩
  • 16:50~17:30
    「トヨタ自動車 バイオ分野の取組みについて」
    畦上 修 氏(トヨタ自動車株式会社 アグリバイオ事業部 主査)
  • 17:30~18:10
    「名古屋発 中堅バイオ企業の生きる道」
    天野 源之 氏(天野エンザイム株式会社 代表取締役社長)
  • 18:10~18:15
    閉会の挨拶
第3部 技術交流会 18:30~ (会場:共通講義棟北地下1階 名城食堂)

※日本農芸化学会2018年度大会ミキサーとの合同開催となります。
(大会参加登録が必要です)
問い合わせ先 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
E-mail

※詳細は決定次第順次更新していきます

Published by ダイナコム on 06 12月 2017

【2018/01/19(金)開催】
第30回さんわかセミナー 「バイオテクノロジーから発想する健康&スポーツの新潮流」">【2018/01/19(金)開催】
第30回さんわかセミナー 「バイオテクノロジーから発想する健康&スポーツの新潮流」

報告

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会場風景

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報告

2018年1月19日、京都大学 理学部セミナーハウスにて、「バイオテクノロジーから発想する健康&スポーツの新潮流」と題し、バイオテクノロジーを活用した健康増進や体力向上をテーマに第30回さんわかセミナーを開催いたしました。本分野におきまして第一線でご活躍されている先生方4名をお招きし、健康や運動機能の維持・改善に関する最新の知見や将来への展望についてご講演いただきました。当日は、大学・企業・公的研究機関から約50名の方にご参加いただき、本テーマに対する関心の高さが伺われました。以下、各講演について簡単にご報告いたします。

  • 東京農工大 木村郁夫 先生からは、腸内細菌叢が生産する食由来の短鎖脂肪酸がGタンパク質共役型受容体を介して、交感神経系の調節や脂肪蓄積の抑制することにより、宿主エネルギー恒常性の維持や抗肥満作用を示すことをご紹介いただきました。また、腸内細菌叢を介した多糖や脂肪酸代謝産物による宿主への生理機能や機能性食品開発応用について、未発表データを交えながらご紹介いただきました。腸内細菌叢と食由来代謝産物が織りなす多彩なネットワークが私たちの健康の維持に役立っていることが理解できた非常に興味深いご講演でした。
     
  • 同志社大 米井嘉一 先生からは、体組織の老化に関係する糖化のメカニズムに迫った研究に関して、還元糖・脂質・アルコール由来アルデヒドがその主たる原因であることを特定し、抗糖化のためには、実質的に抗アルデヒド化することが重要であるということをご紹介いただきました。500種類以上の植物素材抽出物をヒト血清アルブミンとグルコースを反応させたときに生じるAGEs生成抑制活性の強い成分を選択し、このような抗糖化成分を含有する食品を摂取することで、糖化関連疾患の予防が期待できることをご講演いただきました。
     
  • 立命館大 家光 素行 先生からは、糖尿病や動脈硬化といった生活習慣病に対する習慣的な運動の効果、さらには、運動の効果をより高める食品(サプリメント)についてご紹介いただきました。運動の種類による効果の違いを具体的に示していただくだけなく、その作用機序として性ステロイドホルモンが大きく関与していること、また、食品(サプリメント)の効果的な併用が重要であることを分かりやすくご説明いただきました。スポーツへの関心が年々高まっている中、専門的知見から運動・食事療法の重要性を学ぶことができ、非常に有益なご講演でした。
     
  • 江崎グリコ 栗木隆 先生には、糖質関連の酵素工学とその利用による新しい事業に取り組んでこられ、健康やスポーツの分野にも貢献されてきた経験を振り返り、技術開発による事業創出からどのようなことを学んだが、今後の課題とともにお話しいただきました。変わり続けることを当たりまえとし、変化し続ける社会に耐えうる研究をし、事業や産業にまでつなげてこれらた経験に基づくメッセージは、どれも研究者として、経営者として第一線を走り続けているからこそのものであり、学生からベテラン研究者まで心に大きく響く講演でした。

各講演の質疑応答や講演後の技術交流会におきましても活発な議論が交わされ、参加されたそれぞれの方々が大変刺激を受けていたご様子で、極めて好評であったと認識しております。本セミナーが皆様の今後の研究活動・業務において一助となれば幸いに存じます。ご多忙中にも関わらずご講演を快くご承諾いただきました4名の講師の先生方、ならびにご参加いただきました多くの皆様に厚く御礼申し上げます。また、本セミナーのアンケートにご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。今後とも、産学官若手交流会さんわかの活動にご協力・ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

会場風景

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概要

タイトル 第30回さんわかセミナー 「バイオテクノロジーから発想する健康&スポーツの新潮流」
主催 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
開催趣旨 2020年東京オリンピック開催を控え、人々の健康志向やスポーツへの興味は年々高まっています。近年はインターネットの普及により、健康や運動に関する専門的な情報が比較的容易に入手できるようになり、一般市民の方でも科学的根拠に基づいた健康増進や体力向上を効率よく実施できる時代となってきました。このような現状から、健康の増進や体力を向上させるバイオテクノロジーは現代社会において大きく注目されています。

そこで、第30回さんわかセミナーでは「バイオテクノロジーから発想する健康&スポーツの新潮流」と題しまして、第一線でご活躍されている先生方をお招きして、お話を伺う機会を企画しました。講演終了後には、先生方を囲んで技術交流会も開催します。日本農芸化学会会員ではない方の参加も歓迎いたします。ご興味のある皆様方のご参加をお待ちしております。なお、技術交流会からの参加も受付けております。ぜひ本セミナーを機会に研究の幅、交流の輪を広げてみてはいかがでしょうか。
日時 2018年1月19日(金)
受付13:00~、セミナー13:30~、技術交流会17:15~
会場 京都大学 吉田キャンパス北部構内 理学部セミナーハウス
アクセス JR京都駅から
市バス 京都駅前 206系統「東山通 祇園・北大路バスターミナル」行(約35分)→百万遍(→今出川通を東に徒歩10分)
市バス 京都駅前 17系統  「河原町通 四条河原町・銀閣寺」行(約35分)→京大農学部前
http://www.sci.kyoto-u.ac.jp/modules/tinycontent9/
講演者 木村郁夫(東京農工大)
米井嘉一(同志社大)
家光素行(立命館大)
栗木 隆(江崎グリコ)
プログラム 13:00- 受付開始
13:30- 開会

13:35-
『 食由来腸内代謝産物と生体エネルギー制御 』
木村郁夫(東京農工大)


14:25-
『 糖化ストレス対策と次世代抗糖化機能性食品 』
米井嘉一(同志社大)


15:15- 休憩

15:25-
『 運動や食品(サプリメント)が生活習慣病予防や体力向上に与える影響 』
家光素行(立命館大)


16:15-
『 The best science or/and the best application 』
栗木 隆(江崎グリコ)


17:05- 閉会
17:15- 技術交流会
参加費 セミナー参加費:無料(当日受付可)
技術交流会参加費:3,000円、学生1,000円(事前申し込み制)
定員 100名
(満席となり次第締め切りとなります。当日残席がある場合のみ入場できます。)
参加申込 お申込みは下記のリンクからお願いいたします。技術交流会の参加も事前申込みが必要です。
https://goo.gl/forms/8526zjwhRJThYcfG2
[申込み締切 2018年1月12日(金)]

※上記リンクからお申し込みができない場合、必要事項【お名前、お名前(ひらがな)、ご所属、日本農芸化学会会員種別(正会員、学生会員、非会員)、学年(学生のみ)、ご連絡先(E-mail)、技術交流会(参加、不参加)】をご記入の上、下記問合わせ先にご連絡ください。
※お申込みいただいた個人情報は、参加確認および今後のさんわかセミナーご案内以外の目的には使用いたしません。
問い合わせ先 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
E-mail

Published by ダイナコム on 08 11月 2017

【2017/12/13(水)開催】
第29回さんわかセミナー「AI(人工知能)でどう変わる?バイオテクノロジーの未来」">【2017/12/13(水)開催】
第29回さんわかセミナー「AI(人工知能)でどう変わる?バイオテクノロジーの未来」

報告

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会場風景

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報告

2017年12月13日、東京大学 理学部 小柴ホールにて、「AI(人工知能)でどう変わる?バイオテクノロジーの未来」と題し、AIとバイオテクノロジーの融合をテーマに第29回さんわかセミナーを開催いたしました。AIおよびバイオデータ解析における第一人者の方々をお招きし、AIを活用したバイオテクノロジー/ライフサイエンス研究の現状の紹介と将来の展望についてご講演いただきました。当日は、大学・企業・公的研究機関から約80名の方にご参加いただき、本テーマに対する関心の高さが伺われました。以下、各講演について簡単にご報告いたします。

  • 奥野氏からは、創薬・医療分野でのAI利活用の具体的な研究事例や AI技術開発の加速と各業界の連携促進を目的として発足したコンソーシアム(LINC)についてご紹介いただきました。具体的な研究事例としては、画像診断におけるAIの有効性について、画像認識能力において既に人間を超えている実例を交えてご紹介いただきました。また、今後 AI技術開発が進む中で、人間にしかできない実験がますます重要になっていくことや、データ利活用に向けた実験ノートデジタル化の重要性などについても語られました。
     
  • 巣籠氏からは、AIについての概論および最新の研究事情についてご紹介していただきました。深層学習の応用として一般的によく知られる「画像認識」についての研究だけでなく、「時系列データ処理」や「自然言語処理」についての理論や取り組みについても説明していただき、こうした技術が医療診断・バイオデータ解析を含む様々な分野への応用に期待されていることを、実例を交えてご講演いただきました。
     
  • 松田氏からは、大規模バイオデータの解読を効率的に進めるための、データ処理・可視化・解釈におけるAI活用事例をわかりやすくご紹介いただきました(例:クロマトグラムの効率的なピークピッキング作業、トランスオミクスデータのパスウェイマップ上への投影 など)。また、取得したデータからアイデアを創出するには、エキスパートシステムの開発が必要となってくると語られました。
     
  • 桜田氏からは、AIの登場とともに生命医科学分野に今後起こると考えられるパラダイムシフトについてご説明いただきました。これまでの生命科学では、非線形の生命現象を線形近似によって表現し理解してきましたが、AIをパートナーとすることで生命の理解をさらに深めていくことができると語られました。

以上、実学として発展した農芸化学研究が、AI技術を活用したデータ解析やシミュレーションと融合することで、さらに一層の展開を図ることを期待させるご講演内容でした。各講演後の質疑応答、および休憩中にも活発な議論が交わされ、ご参加頂いた方々が大変刺激を受けていたご様子で、極めて好評であったと認識しております。この場をお借りしまして、本講演のアンケートにご協力いただいた皆様に、改めて御礼申し上げます。本セミナーが皆様の今後の研究活動・業務において一助となれば幸いに存じます。ご多忙中にも関わらずご講演を快くご承諾いただきました行使の先生方、ならびにご参加いただきました多くの皆様に改めて御礼申し上げます。今後とも、さんわか活動にご協力・ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

会場風景

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概要

タイトル 「AI(人工知能)でどう変わる?バイオテクノロジーの未来」
主催 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
開催趣旨 今回のさんわかセミナーは「バイオ×AI」がテーマです。

ハイスループット技術やオミックス解析技術の発展に伴い、バイオ分野での研究で取得されるデータ量は爆発的に増大し続けており、こうした大量のデータから新たな知見やアイデアを創出するための活用技術としてAIが期待されています。

本セミナーでは、産学両分野から第一人者の方々をお招きし、AIを活用したバイオテクノロジー/ライフサイエンス研究の現状の紹介と将来の展望についてご講演頂きます。

日本農芸化学会会員・非会員に関わらず、参加頂けますので、奮ってお申し込みください。
日時 2017年12月13日(水)
受付13:00~、講演開始13:30~、技術交流会17:10~
会場 東京大学理学部 小柴ホール(理学部1号館中央棟)
アクセス 地下鉄
本郷三丁目駅(丸ノ内線・大江戸線)徒歩10分
湯島または根津駅(千代田線)徒歩10分
東大前駅(南北線)徒歩6分
プログラム 13:00 – 受付開始
13:30 – 開会

13:40 –
「ライフサイエンスにおけるAIの現状と展望」
奥野恭史
(京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 教授)

14:20 –
「深層学習を活用した医療データ分析」
巣籠悠輔
(株式会社情報医療 MICIN,Inc / 東京大学大学院工学系研究科 招聘講師) 

15:00 – 休憩

15:20 –
「AIはバイオデータ解読の駆け込み寺となるか?」
松田史生
(大阪大学大学院情報科学研究科 バイオ情報工学専攻 教授)

16:00 –
「AI時代の新たな生命医科学」
桜田一洋
(ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー / 理化学研究所 医科学イノベーションハブ推進プログラム 副プログラムディレクター兼務)

16:40 – 閉会
17:10 – 技術交流会
参加費 セミナー参加費:無料(当日受付可)
技術交流会参加費:4,000円(事前申込制)
定員 150名
(先着順・満席となり次第締め切りとなります。当日残席がある場合のみ入場できます。)
参加申込 お申込は下記のリンクからお願いいたします。技術交流会の参加も事前申込が必要です。
https://goo.gl/forms/FzRUBWIOEvvstWNG3

申込締切:2017年12月8日(金)
※先着順で定員に達し次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
※お申込いただいた個人情報は、参加確認および今後のさんわかセミナーご案内以外の目的には使用いたしません。
問い合わせ先 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
E-mail

Published by ダイナコム on 04 4月 2017

第8期(2017-18年度)

主な活動

メンバー表

氏名 所属 世話人
勝山 陽平 東京大学大学院農学生命科学研究科
川島 忠臣 キッコーマン(株)  
岸野 重信 京都大学大学院農学研究科
小泉 幸央 秋田大学大学院医学系研究科  
小高 敦史 月桂冠(株)  
小林 新吾 (株)カネカ  
志水 元亨 名城大学農学部  
高倉 淳 味の素(株)  
津田 悠一 (株)明治  
常田 啓太 サッポロホールディングス(株)  
中澤 光 東北大学工学部  
安田 亜希子 (株)林原  
山本 祐梨子 協和発酵バイオ(株)  
若木 学 農研機構 食品研究部門  

Published by ダイナコム on 04 4月 2017

2017年度産学官学術交流フォーラム

報告

2017年3月19日(日)、日本農芸化学会2017年度大会において、2017年度産学官学術交流フォーラムを京都女子大学Q校舎で開催しました。

第1部では農芸化学研究企画賞の発表会、第2部ではシンポジウムを行いました。第1部、2部を通じて338名と非常に多くの方々にご参加頂き、本イベントに関する関心の高さが伺われました。

会場の都合上、立ち見の方や、会場に入れなかった方々も多くいらっしゃいました。大変ご迷惑お掛けしましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。

以下、各イベントについて簡単にご報告いたします。

【第1部 農芸化学研究企画賞発表会】
はじめに産学官学術交流委員会 三輪委員長より挨拶があった後、第14回農芸化学研究企画賞受賞者による研究企画発表会がありました。今回採択された研究提案は以下の3件でした。いずれの講演も産業的にも学術的にも興味深く、今後の展開が楽しみな内容でした。

  • ゲノム編集による果実成熟制御の解明と高品質果実の作出
  • “ホモキラルポリ-γ-グルタミン酸”生合成装置の分子解析と微生物工学利用
  • 消化汚泥を基質とした水素発酵に関するバイオテクノロジー基盤研究

次いで、第13回農芸化学研究企画賞受賞者による中間報告会が行われました。冒頭に座長からのプレッシャーがあったものの、3題とも「1年でここまで来たか!」との高評価が得られる成果発表となっておりました。

  • 非侵襲的薬剤投与法を可能にする上皮タイトジャンクション可逆的開口剤の開発
  • 食後高血糖改善成分を含む新規食材の活用に関する研究
  • 廃棄ゴムの再資源化を目指したゴム処理技術の革新

続いて、第12回農芸化学研究企画賞受賞者による最終報告会が行われました。企画賞発表会では最終報告となりましたが、発表者からは、今後も研究を継続して結果を本大会で発表していきたいとの意気込みが語られました。

  • ゼブラフィッシュの受精卵感染モデル系を利用した抗感染症薬シーズの探索
  • 微生物発酵法による植物アルカロイド生産と生薬生理活性物質の創製

【第2部 シンポジウム】
「トップランナーが語る研究開発ビジョン~未来価値の創造~」と題し、農芸化学に近い分野で大活躍されている5名の企業トップ経営者の方々から、次世代の研究開発ビジョンを語って頂きました。

  • “やってみなはれ精神”での新規事業創出への挑戦
    サントリーホールディングス 辻村専務にご登壇頂き、同社における新規事業、新規カテゴリー創出の事例紹介と、R&Dを成功に導くためのポイントについてご講演頂きました。
  • タカラバイオの事業戦略
    タカラバイオ 仲尾社長からは、会社発足の経緯から今後の事業展開までご紹介いただき、「バイオ産業のイノベーションは農芸化学会こそが担える」との力強いお言葉を頂きました。
  • 2030年を想定したバイオ産業の社会貢献ビジョン
    日本バイオ産業人会議(JABEX)荒蒔世話人代表より、Kirin-Amgen社設立の際に、Amgen社のベンチャー的なスピリッツに影響を受けたご経験についてご講演頂きました。 また、JABEX 坂元事務局次長からは、海外のバイオ産業動向についてご紹介頂き、いかに日本と世界との間に差がついているかを認識させられるご講演となりました。
  • 『酒(しゅ)を科学する』月桂冠の研究開発について
    月桂冠 秦常務からは、同社の100年以上にわたる研究開発の歴史の中で取り組んできた事例と、企業研究所として顧客価値を創出するために必要な「コト」についてご紹介頂きました。

第2部の最後は急遽、日本農芸化学会 植田会長の挨拶にて締め括りとなりました。

【第3部 技術交流会】
場所をA校舎食堂に移し、大会ミキサーと合同で、農芸化学研究企画賞・大会トピックス演題ポスターセッションが行われました。こちらも会場から参加者が溢れる程の盛況となり、本大会・企画賞発表会ではできなかった深い議論が行われました。さらに、第2部のシンポジストにもご参加いただくことができ、まさに産学官交流の名にふさわしく幅広い参加者同士の活発な交流が行われました。

ご多忙の折、ご講演を引き受けてくださいましたシンポジストの皆様、発表者の先生方、ならびにご参加いただきました多くの皆様に改めて御礼申し上げます。

本フォーラムが、更なる産学官交流の促進に寄与し、農芸化学分野における研究・事業化の発展に帰することを願います。

2017年度産学官学術交流フォーラム-1 2017年度産学官学術交流フォーラム-2

2017年度産学官学術交流フォーラム-3 2017年度産学官学術交流フォーラム-4

なお、第7期のさんわかは本フォーラムが最後の活動となりました。これまでご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。4月より活動を第8期に引き継ぎ、更なる産学官交流の推進を目指し活動を続けて参ります。今後とも、さんわかの活動にご協力・ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

2017年度産学官学術交流フォーラム-3

概要

日時 2017年3月19日(日)13時50分開始
(日本農芸化学会2017年度大会3日目)
会場 京都女子大学 Q35会場(Q校舎3階301):第1部・第2部、A校舎地下1階 食堂:第3部
主催 日本農芸化学会「産学官学術交流委員会」
企画 日本農芸化学会「産学官若手交流会(さんわか)」
ポスター 2017年度産学館学術交流委員会フォーラム(PDF)
プログラム 第1部 農芸化学研究企画賞発表会 13:50~15:04 (会場:Q35会場(Q校舎3階301))
  • 第14回農芸化学研究企画賞受賞者による研究企画発表会
  • 第13回農芸化学研究企画賞受賞者による中間報告会
  • 第12回農芸化学研究企画賞受賞者による最終報告会

第2部 シンポジウム「トップランナーが語る研究開発ビジョン ~未来価値の創造~」 15:15~18:20 (会場:Q校舎 Q301)
  • 辻村 英雄 氏(サントリーホールディングス株式会社・専務取締役、サントリービジネスエキスパート株式会社・代表取締役社長)
  • 仲尾 功一 氏(宝ホールディングス株式会社・取締役、タカラバイオ株式会社・代表取締役社長)
  • 荒蒔 康一郎 氏(日本バイオ産業人会議・世話人代表、公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会・会長、元キリンホールディングス株式会社代表取締役会長)
  • 秦 洋二 氏(月桂冠株式会社・常務取締役 兼 総合研究所長)

第3部 技術交流会 18:30~ (会場:A校舎 学生食堂)
  • 農芸化学研究企画賞および大会トピックス賞候補のポスター展示
※第3部 技術交流会は日本農芸化学会2017年度大会ミキサーとの合同開催となります。

※詳細は決定次第順次更新していきます。
プログラム 第1部 農芸化学研究企画賞発表会 13:50~15:04 Q35会場(Q校舎3階301)
  • 13:50~13:55
    「農芸化学研究企画賞」 
    三輪 清志(産学官学術交流委員会委員長)

    本賞は、農芸化学分野における斬新な研究企画を会員から広く募集し、本賞の趣旨に賛同した企業からの寄付金を、産学官学術交流委員会が選出した研究者に副賞として贈呈することにより、学術研究の産業化促進や農芸化学のさらなる発展をめざそうというものです。

    従来のような研究成果に対する賞ではなく、農芸化学分野における新たな産業の育成をめざして、農芸化学の特徴を活かした重点研究領域から優秀なテーマ提案者を顕彰し、もって研究成果の早期創出とその産業化を支援することで、農芸化学における産業界と学・官界の連携強化への寄与をめざすことを目的としております。
     
第14回農芸化学研究企画賞受賞者による研究企画発表会
座長:三輪 清志(産学官学術交流委員会委員長)
  • 13:55~14:00(発表5分)
    「ゲノム編集による果実成熟制御の解明と高品質果実の作出」 
    伊藤 康博((国研)農業・食品産業技術総合研究機構・食品研究部門)
  • 14:00~14:05(発表5分)
    「“ホモキラルポリ-γ-グルタミン酸”生合成装置の分子解析と微生物工学利用」 
    芦内 誠(高知大学・農林海洋科学部)
  • 14:05~14:10(発表5分)
    「消化汚泥を基質とした水素発酵に関するバイオテクノロジー基盤研究」 
    藤井 克彦(山口大学・創成科学研究科)

第13回農芸化学研究企画賞受賞者による中間報告会
座長:五味 恵子(キッコーマン(株))
  • 14:10~14:20(発表8分、質疑応答2分)
    「非侵襲的薬剤投与法を可能にする上皮タイトジャンクション可逆的開口剤の開発」 
    臼井 健郎(筑波大学・生命環境系)
  • 14:20~14:30(発表8分、質疑応答2分)
    「食後高血糖改善成分を含む新規食材の活用に関する研究」 
    仲川 清隆(東北大学・大学院農学研究科)
  • 14:30~14:40(発表8分、質疑応答2分)
    「廃棄ゴムの再資源化を目指したゴム処理技術の革新」 
    笠井 大輔(長岡技術科学大学・工学部)

第12回農芸化学研究企画賞受賞者による最終報告会
座長:土屋 陽一(サッポロホールディングス(株))
  • 14:40~14:52(発表10分、質疑応答2分)
    「ゼブラフィッシュの受精卵感染モデル系を利用した抗感染症薬シーズの探索」 
    浅見 行弘(北里大学・大学院感染制御科学府)
  • 14:52~15:04(発表10分、質疑応答2分)
    「微生物発酵法による植物アルカロイド生産と生薬生理活性物質の創製」 
    南 博道(石川県立大学・生物資源工学研究所)

<休憩>15:04~15:15
第2部 シンポジウム
「トップランナーが語る研究開発ビジョン ~未来価値の創造~」 
15:15~18:20 Q35会場(Q校舎3階301)

企業のトップクラスは何を考えて、どういう研究開発マネジメントをしているのか?成功のきっかけは何だったのか。農芸化学に近い分野で、大活躍されている企業のトップから次世代の研究開発ビジョンを語っていただきます。

座長:八十原 良彦((株)カネカ)
  • 15:15~16:00(45分)
    「“やってみなはれ精神”での新規事業創出への挑戦」
    辻村 英雄(サントリーホールディングス株式会社・専務取締役、サントリービジネスエキスパート株式会社・代表取締役社長)
  • 16:00~16:45(45分)
    「タカラバイオの事業戦略」
    仲尾 功一(タカラバイオ株式会社・代表取締役社長、宝ホールディングス株式会社・取締役)

<休憩>16:45~16:55

座長:小川 順(京都大)
  • 16:55~17:35(40分)
    「2030年を想定したバイオ産業の社会貢献ビジョン」
    荒蒔 康一郎(日本バイオ産業人会議・世話人代表)
    坂元 雄二 (日本バイオ産業人会議・事務局次長)
  • 17:35~18:15(40分)
    「『酒(しゅ)を科学する』月桂冠の研究開発について」
    秦 洋二(月桂冠株式会社・常務取締役 兼 総合研究所長)
  • 18:15~18:20
    総合討論
第3部 技術交流会 18:30~ A校舎地下1階 食堂
農芸化学研究企画賞および大会トピックス演題のポスター展示
※第3部 技術交流会は日本農芸化学会2017年度大会ミキサーとの合同開催となります。
(大会参加登録が必要です)

Published by 学会(事務局) on 13 12月 2016

【2017/1/23(月)開催】
第28回さんわかセミナー「農食事業における現場のニーズから生まれた研究成果とその将来像の紹介」">【2017/1/23(月)開催】
第28回さんわかセミナー「農食事業における現場のニーズから生まれた研究成果とその将来像の紹介」

報告

2017年1月23日、東京大学 農学部 中島董一郎記念ホールにて、第28回さんわかセミナー「農食事業における現場のニーズから生まれた研究成果とその将来像の紹介」を開催いたしました。今回のさんわかセミナーは、農林水産省との共同企画で行われました。農食事業(*)とその事業内で実施された研究課題の中から、農芸化学と関連が深い研究成果についてご講演頂きました。

青山氏からは農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業の紹介して頂きました。シーズ創出ステージ、発展融合ステージ、実用技術開発ステージの3つのステージから成る本事業のポイントや審査体制などご紹介頂きました。また全ステージに共通して「研究ネットワーク」「「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会」との連携が大切であるとのご説明を頂きました。

山口先生からは宮崎県の特産物である日向夏の搾汁残渣を用いた骨代謝改善素材の研究開発についてご発表い頂きました。先生は日向夏の搾汁残渣から得られる抽出物に骨密度の低下を抑制する効果があることを見出され、その活性成分やin vitro, in vivoでの作用メカニズム解明の研究を行い、骨粗鬆症に対する予防効果関して解説して頂きました。

佐藤先生からは林産試験場が開発した北海道生まれの、マイタケ「大雪華の舞1号」を低コストで栽培する技術とプレバイオティクス食品としての実証に関してご発表頂きました。大雪華の舞1号の腸内環境改善、抗動脈硬化作用、インフルエンザワクチン効果増強作用など検討され、高付加価値による消費拡大と生産者の経営安定化を目指していると、ご説明頂きました。

下先生からは梅の産地である和歌山県において「南高」を主体とした品種構成の見直しがひとつの課題と考え、スモモとウメをかけ合わせてできた「露茜(つゆあかね)」の開発についてご発表頂きました。露茜のこれまでのウメにはない赤色色素が豊富な特徴を活かした商品開発や、製造メーカーへの安定供給するための追熟および輸送法の開発などに関してご説明頂きました。

川口先生からは豚ふんを肥料原料として循環利用するための技術開発についてご解説頂きました。豚ふんの過剰な発生と日本国内の肥料資源の問題から見えてきたニーズに対して、燃料を用いず豚ふんを炭化し肥料にすることができる省エネ型炭化技術を開発し、豚ふん炭化物を肥料原料として利用する事業モデル構築に関してご発表頂きました。

後藤先生からはオンサイトで1回に9種類の病原体微生物の遺伝子を検出可能な家畜感染症検査システムの開発に関してご発表いただきました。畜産業のニーズ、特にウシの呼吸器感染微生物に関して細やかにマーケティング調査し、強みであるDNAチップや半導体技術を用いた検査システム開発の企画から商品化までを解説していただきました。

農林水産業・食品産業の現場において、どのような技術シーズがあり、どのような応用研究が必要なのか、研究から実用化につながりつつある最新情報をご紹介いただき、幅広い観点で勉強することができました。当日は約40名の方にご参加頂き、講演後の質疑応答では活発な議論が交わされました。参加されたそれぞれの方々が大変刺激を受けていたご様子で、極めて好評であったと認識しております。この場をお借りしまして、本講演のアンケートにご協力いただいた皆様に、改めて御礼申し上げます。

以上、本セミナーが皆様の今後の研究活動・業務において一助となれば幸いに存じます。
また、ご多用の中ご講演を引き受けてくださいました講師の先生方、ならびにご参加いただきました多くの皆様に改めて御礼申し上げます。
農芸化学分野の研究・交流活動が益々発展していくことを祈念しております。今後ともさんわか活動にご協力・ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

*農食事業とは、
農林水産省は生産現場等の課題の解決、農林水産業・食品産業の成長産業化に貢献するため、「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」を実施しています。この事業を省略して農食事業と呼んでいます。本事業は提案公募による競争的資金で、シーズ創出ステージ、発展融合ステージ、実用技術開発ステージの3つの研究ステージで構成されており、実施した研究課題において優れた成果を創出した場合は、公募を介さずにステージ移行できるシームレスの仕組みを導入しています。 詳しくは、下記リンク先をご参照下さい。
http://www.s.affrc.go.jp/docs/research_fund/2016/fund_2016.htm

(株)カネカ 渡邉 徹

会場風景

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概要

タイトル 「農食事業における現場のニーズから生まれた研究成果とその将来像の紹介」
主催 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
後援 「知」の集積と活用の場 産学連携協議会
(日本農芸化学会は「知」の集積と活用の場 産学連携協議会の会員です)
開催趣旨 今回のさんわかセミナーは、農林水産省とのコラボ企画です。農食事業(*)で実施された研究課題の中から、農芸化学と関連が深い研究成果についてご講演をいただきます。
研究がなかなか実用化に結びつかないという悩みは多くありませんか?農林水産業・食品産業の現場において、どのような技術シーズがあり、どのような応用研究が必要なのでしょうか。実際に、研究現場から実用化につながりつつある最新の技術・研究についてご紹介いただきます。共同研究のマッチング、あるいは、産学官連携による研究現場事例として皆様のお役に立つものと思います。また、農林水産省の方から、農食事業の制度概要についてもご紹介いただきます。産学官の連携研究に向けて、資金調達や連携者の確保をどのように進めていけば良いのか、アクティブな情報交換の場になればと考えております。
日本農芸化学会会員・非会員に関わらず、参加頂けますので、奮ってお申し込みください。
※農食事業とは、
農林水産省は生産現場等の課題の解決、農林水産業・食品産業の成長産業化に貢献するため、「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」を実施しています。この事業を省略して農食事業と呼んでいます。本事業は提案公募による競争的資金で、シーズ創出ステージ、発展融合ステージ、実用技術開発ステージの3つの研究ステージで構成されており、実施した研究課題において優れた成果を創出した場合は、公募を介さずにステージ移行できるシームレスの仕組みを導入しています。 詳しくは、
http://www.s.affrc.go.jp/docs/research_fund/2016/fund_2016.htm
日時 2017年1月23日(月)受付13:30~、講演開始14:00~、技術交流会17:00~
会場 東京大学農学部中島董一郎記念ホール(農学部フードサイエンス棟2階)(〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学弥生キャンパス内)
アクセス 地下鉄
東京メトロ 東大前駅(南北線) 徒歩5分
東京メトロ 根津駅(千代田線) 徒歩12分
プログラム 13:30- 受付開始
14:00- 開会
14:00- 開会のあいさつ
14:10- 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業の紹介
     農林水産省農林水産技術会議事務局研究推進課 青山 沙織 氏
14:30- 医食農連携による日向夏搾汁残渣を用いた骨代謝改善素材、飲料の実用化開発
     宮崎大学 山口 昌俊 氏
14:50- マイタケの高機能性プレバイオティクス食品としての実証と低コスト栽培技術の普及
     北海道立総合研究機構 佐藤 真由美 氏
15:10- 休憩
15:25- 高機能性ウメ品種「露茜」の需要拡大を目指した安定生産技術並びに加工技術の開発
     和歌山県果樹試験場うめ研究所 下 博圭 氏
15:45- 豚ふん中の有用資源を循環利用する事業モデルの構築
     日立造船株式会社 川口 裕生 氏
16:05- 普及型オンサイト家畜感染症検査システムの開発
     東芝メディカルシステムズ株式会社 後藤 浩朗 氏
16:35- 閉会
17:00- 技術交流会
参加費 セミナー参加費:無料(当日受付可)
技術交流会参加費:4,000円(事前申込制)
定員 80名(先着順・満席となり次第締め切りとなります。当日残席がある場合のみ入場できます。)
参加申込 お申込は下記のリンクからお願いいたします。技術交流会の参加も事前申込が必要です。
https://goo.gl/forms/UR14cqUIRzgJ20cL2
※先着順で定員に達し次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
※お申込いただいた個人情報は、参加確認および今後のさんわかセミナーご案内以外の目的には使用いたしません。
問い合わせ先 日本農芸化学会 産学官若手交流会(さんわか)
E-mail

Published by 学会(事務局) on 27 9月 2016

さんわか交流訪問「国の産学官連携支援制度を知る~JST、農水省~」

国が行っている産学官連携支援について勉強するため、7月25日に、さんわかメンバーで科学技術振興機構(JST)と農水省を訪問しましたので、その内容をご報告いたします。

科学技術振興機構(JST)の訪問

文責  大久保(エーザイ)

はじめに
科学技術振興機構(JST)は研究開発戦略を立案し、科学技術イノベーションの創出の推進と科学技術イノベーション創出のための科学技術基盤の形成を目的とした国立研究開発法人です。今回はJSTが行っている各支援事業の理解とそれらを農芸化学にたずさわる研究者の間で共有することを目的にさんわか一同ご訪問させていただき、「科学技術振興機構(JST)における産学共同研究開発・ベンチャー支援について」の紹介をしていただきました。そこで得られた情報を本紙で紹介させていただき、新たな試みにチャレンジしようとしている方々の一助にしたいと考えております。JSTでは主に ①産学マッチング型支援事業、②大学発ベンチャー、③産学連携拠点、といった3つの産学連携に関する支援事業を展開しています。本紙では特に①、②の支援事業についてご説明させていただきます。

①産学マッチング型支援事業
1. 研究成果最適展開支援プログラム (A-STEP)

本支援の目的
企業の事業化構想の中で、大学発技術シーズを活用するための開発を支援する。課題や研究開発分野の特性に応じ、研究開発ステージに応じて、切れ目なく成果の実用化・事業化を促進する。科学技術に関する研究テーマであれば申請可能。ただし基本的には「ステージII:シーズ育成」タイプからの申請がメインとなっている。一方で、創薬関連の研究テーマはAMEDが今後対応するとのことから、JSTでは募集対象外となっている。

支援内容(実際に募集を行っているものを対象)
1) ステージI:産業ニーズ対応タイプ(グラント)
産業界から技術テーマを募集し、それに適した技術を大学研究者(複数の大学からなるチームでも可)から募る。H27年度のテーマは「小型高輝度中性子源とその利用技術の開発」(H28年度は別テーマで8月下旬公募予定)。研究開発期間は2~5年、年2500万円以下の支援が受けられる。

2) ステージI:戦略テーマ重点タイプ(グラント)
設定した研究テーマを対象に、実用化に向けた研究開発を促進する。企業と大学等による共同申請が求められる。特許は必要ではないが、申請時に基礎研究の成果として見出されたシーズが存在していることが条件。H27年度のテーマは「IoT、ウエアラブル・デバイスのための環境発電の実現化技術の創成」、「ナノレベルの分解能と識別感度をもつイオンセンサの実現に向けた技術開発」(H28年度は別テーマで8月下旬公募予定)。研究開発期間は最長6年、年5000万円以下の支援が受けられる。

3) ステージII:シーズ育成タイプ(マッチングファンド)
社会的・経済的なインパクトにつながることが期待できる、幅広い分野からの研究開発提案を対象とし、第1~4分野までが設定されている(アグリ・バイオ関連は第4分野;プログラムオフィサーはバイオインダストリー協会 穴澤 秀治さん)。実用性検証から、中核技術の構築のための産学共同研究開発を支援する。申請には技術シーズの根拠となる知的財産(特許)が求められる(出願していれば申請は可能)。研究開発期間は2~6年、またJST支出総額は2000万円~5億円となり、この委託費と同等の資金負担が企業に求められる(自己負担額は企業が支出した自己資金に以下の係数を乗じたものとなる。資本金10億円以下の企業の場合4倍、資本金10億円超の企業の場合2倍)。

4) ステージIII:NexTEP-Aタイプ(開発成功時年賦返済)
大学等のシーズについて、開発リスクを伴う大規模な実用化開発を支援する。企業およびシーズ所有者等の共同申請が必要。Aタイプでは資本金10億円以上の企業が応募対象となる。シーズを実用化・開発に成功した場合はJST支出額を10年以内で年賦返済し、不成功の場合はその10%を一括返済する。企業都合により開発が中止した場合は、JST支出額を一括返済する必要がある。研究開発期間は最長10年、JST支出総額は1~15億円となっている。

5) ステージIII:NexTEP-Bタイプ(マッチングファンド)
大学等のシーズについて、開発リスクを伴う大規模な実用化開発を支援する。企業およびシーズ所有者等の共同申請が必要。Bタイプでは資本金10億円以下の企業が応募対象となる。JSTから支出する委託費と同等以上の資金負担が企業に求められる。自己負担額は、企業が支出した自己資金に係数(2倍)を乗じたもの。研究開発期間は最長5年、JST支出総額は3億円までとなっている。

2. 先端計測分析技術・機器開発プログラム

概要
革新的な研究成果の創出や産業競争力強化に資する最先端でニーズの高い計測分析技術・機器をシステムも含めて開発する。開発タイプにより、2種類の支援が存在する。

支援内容
1) 要素技術タイプ

最先端の計測分析機器の開発に向けた新規で独創的な要素技術、競合に対して顕著な優位性を持つ要素技術を開発するもの。原則として産と学(・官)からなる開発チームであることが求められる。開発期間は3年程度、年間2000万円程度の支援が受けられる。

2) 先端機器開発タイプ
要素技術開発からプロトタイプ機による実証から実用化までを一貫して実施。チームへユーザーが参画することを強く推奨している。産学官からなる開発チームであることが必須。開発期間は5年程度、年間5000万円程度の支援が受けられる。

3. マッチングプランナープログラム

概要・支援内容
H27年度に新設。マッチングプランナー(MP)を起点に、地域における産学官ネットワークと連携しつつ、地域の企業と相談して開発ニーズの把握を行い、全国の大学シーズから企業ニーズの解決に適したマッチングを提案する。仙台、東京、大阪、岡山、福岡の全国5拠点にMPを配置し、幅広い技術分野の研究開発に対応。企業と大学を仲介後、企業ニーズ解決試験(Funding)に申請し、共同研究開発の可能性を検証するための支援を受けられる。支援対象は大学・高専・公設試等であり、支援の基準額は1課題につき年170万円となる。

② 大学発ベンチャー

1. 大学発新産業創出プログラム (START)

概要
事業化ノウハウをもった人材(事業プロモーター*)を活用し、企業前段階から公的資金と民間の事業化ノウハウ等を組み合わせることにより、ポテンシャルが高い技術シーズに関して事業戦略・知財戦略を構築して事業化を目指す。本支援は医療・創薬に関する技術シーズも対象となる。

*事業プロモーターは期間内での資源・時間・成果のマネジメントや人材・事業のコーディネート、プロジェクトの継続判断、方向修正、出口戦略等を実施する。

支援内容
大学・独法の研究者の技術シーズをもとに、事業プロモーターとともに技術シーズ・ビジネスモデルの選定を行いながら、研究開発と事業化を一体的に推進する。申請者は国公私立大学、専門学校、大学共同利用機関法人、国立研究開発法人等に所属する研究者が対象。研究者が一次申請書を提出し、事業プロモーターによるデューデリジェンスを経て、事業プロモーターと研究者と共同で二次申請書を提出する。JSTから評価を受けた後、具体的な研究開発支援と事業化支援が受けられることとなる。最終的には民間ファンド等の投資によりベンチャーを創出する。研究開発・事業化支援期間は原則3年以下、年間約3000万円となっている。

2. 出資型新事業創出支援プログラム (SUCCESS)

概要・支援内容
JSTの研究開発成果の実用化を目指すベンチャー企業に対する支援。JSTから出資ならびに人的・技術的援助が受けられる。対象は1) JSTの研究開発成果の実用化を目指すベンチャー企業であること、2) 新たに設立する、もしくは設立から概ね5年以内の企業であることが条件である。出資内容は金銭およびJSTが保有する知的財産、研究設備等。出資の上限は以下の通り。

・出資比率:原則として総議決権の1/2未満
・出資金額:累計額で1社あたり5億円以内
*比率、金額の両方を満たすこと

おわりに
各プログラムをご紹介いただいた所感として、これらの前提に学と産の強い連携がはじめから求められるケースが多く、大学のシーズを活かそうとしてもなかなかその機会に恵まれないこともあるのではないかと思いました。その点、JSTのご担当者様から有望なシーズがあるならマッチングプランナーに相談していただき、その連携を構築するところから協力したいとのコメントを頂いております。支援事業も多岐にわたる為、今回ご紹介することのできなかった内容もありますので、JSTに直接お問い合わせいただくことで、皆様の研究の発展につながるサポートをご提案していただけるのではないでしょうか。なお、より詳しい情報はJSTホームページにて紹介されておりますので、ご興味のあった内容についてはそちらも合わせてご覧頂ければ幸いです。

科学技術振興機構(JST) ホームページ
http://www.jst.go.jp/index.html

 

農林水産省の訪問

 

文責 勝山(東京大学)

2016年7月25日に農林水産省を訪問し、農林水産技術会議事務局の皆様(11名)とさんわかメンバー(13名)で意見交換を行いました。今回は農林水産技術会議における農林水産研究基本計画や、現在募集が行われている『「知」の集積と活用の場』に関する検討経過、仕組みの詳細についてご説明いただきました。『「知」の集積と活用の場』は化学と生物2016年8号においても紹介されているので興味を持った方は、ぜひこちらも読んでいただければと思います。

世界的な人口の増加や気候変動、国内における農業従事者の高齢化や後継者の不足が進む中で、国が打ち出す農林水産分野の施策を理解することは、農芸化学の研究者にとっても重要です。その施策の中の一つとして、『「知」の集積と活用の場』による技術革新は位置付けられています。農林水産・食品分野の技術革新、事業化を一層加速するためには、さらなる産学連携研究の強化とこれまで交流の少なかった異分野間(例えば食分野と情報工学等)の情報交換と連携が必要となります。そのための新たな仕組み(「知」の集積と活用の場)が検討され、2016年4月に最終的な取りまとめが公表されました。

「知」の集積と活用の場の特徴的な仕組みの概略
もっとも下層には、様々な分野の企業・研究機関・生産者が加盟する「産学官連携協議会」が存在します。7月4日現在、1177団体が加盟しており、農林水産、食品産業のみではなく、電気精密機械製造業、化学工業などの分野からも会員がいる点が特徴です。その会員がセミナーやワークショップを通して交流を図り、共通の課題に取り組む「研究開発プラットフォーム」を構成します。研究開発プラットフォームは届出制であり、研究開発プラットフォームを届け出た後に次に述べる「研究コンソーシアム」を応募することができます。ここでは「プロデューサー人材」(後述)を中心として、議論を行い共通の研究課題などを設定します。「研究コンソーシアム」では研究開発プラットフォームの構成員が研究開発プラットフォームで設定された共通課題に対応した研究開発に取り組むことになります。コンソーシアムの研究開発費は民間企業1/3、国2/3のマッチングファンド方式となっています。このシステムについてはさんわかメンバーも何となくは聞いたことがあったものの、詳細については浸透していないという意見が出ました。また、知的財産権については研究開発プラットフォームを構成する際に契約を締結することから、基本的にはそれに沿った対応となるとのことでした。

研究開発プラットフォームのプロデューサー人材に関して
もう一つの特徴としては各研究開発プラットフォームに研究から事業化までを統括する「プロデューサー人材」を設置することです。研究開発プラットフォームメンバーが事前に面会し、プロデューサー人材の選考に関わることができます。ベンチャー企業の経営経験者、TLOの社長、一部の大学教授などがその候補となるようです。研究から事業化までの実績のある人はなかなかいないのではないかという意見も出ましたが、農林水産省としてはプロデューサー会議等による運営サポートや次世代プロデューサー育成に対するサポートを行っていくとのことでした。

農林水産技術会議事務局の皆様とさんわかメンバーの意見交換
農林水産技術会議事務局の皆様から大学・研究機関における競争資金への応募の状況、若手研究者の研究環境改善には何が必要か、異分野間の研究業績を公平に審査するには何が必要かなどについて等、ご質問いただきました。また、今後の研究の発展におけるビッグデータの重要性やゲノム編集技術の今後の展望についても意見を交換しました。本意見交換の場を通じて、イノベーション・成果の事業化を促進する仕組みを国としてこのように提供していることを私たち研究者もよく理解し、活用していく必要があると感じました。

おわりに
以上が今回のさんわかメンバーによる農林水産省訪問の報告となります。皆様の今後の研究活動・業務において一助となれば幸いに存じます。ご多忙の中、意見交換の機会をくださった農林水産省 農林水産技術会議事務局の皆様に厚く御礼申し上げます。引き続き、産学官学術交流の推進・未来につながる交流を目指し、様々な企画を用意していきたいと考えておりますので、今後もさんわか活動にご協力・ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

Published by 学会(事務局) on 30 5月 2016

2016年度産学官学術交流フォーラム

報告

2016年3月29日(火)、日本農芸化学会2016年度大会において、2016年度産学官学術交流フォーラムを札幌コンベンションセンター特別会議場で開催しました。第1部では農芸化学企画賞の発表会、第2部ではシンポジウムを行いました。事前の広報活動の効果もあり延べ人数で385名と非常に多くの方にご出席いただき、本イベントに関する関心の高さがうかがわれました。以下、各イベントについて簡単に報告いたします。

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写真1 三輪委員長の開会の挨拶                写真2 農芸化学研究企画賞発表会

第1部 農芸化学研究企画賞発表会の開会に先立ち、産学官学術交流委員会の三輪清志より開会の挨拶がありました。
まず、第13回農芸化学研究企画賞受賞者による研究企画発表会があり、今回採択された3件の研究提案の説明がありました。以下、発表順に講演タイトルと演者を記します。
「非侵襲的薬剤投与法を可能にする上皮タイトジャンクション可逆的開口剤の開発」臼井 健郎 氏(筑波大学・生命環境系)
「食後高血糖改善成分を含む新規食材の活用に関する研究」仲川 清隆 氏(東北大学・大学院農学研究科)
「廃棄ゴムの再資源化を目指したゴム処理技術の革新」笠井 大輔 氏(長岡技術科学大学・工学部)
いずれの講演も産業的にも学術的にも興味深く、今後の展開が楽しみな内容でした。
次いで、第12回農芸化学研究企画賞受賞者による中間報告会が行われました。
「ゼブラフィッシュの受精卵感染モデル系を利用した抗感染症薬シーズの探索」浅見 行弘 氏(北里大学・大学院感染制御科学府)
「微生物発酵法による植物アルカロイド生産と生薬生理活性物質の創製」南 博道 氏(石川県立大学・生物資源工学研究所)
第11回農芸化学研究企画賞受賞者による最終報告会が行われました。
「放線菌二次代謝物の生産を増強する小分子バイオメディエーターの開発」高橋 俊二 氏(理化学研究所・環境資源科学研究センター)
「生食用赤果肉リンゴ原因遺伝子の機能解析と育種の効率化」松本 省吾 氏(名古屋大学・大学院生命農学研究科)
「巨大褐藻類を原料とする有用バルクケミカル発酵生産技術の開発」河井 重幸 氏(京都大学・大学院農学研究科)
研究企画賞報告会終了後、第11、12回の研究企画賞受賞者によるポスターセッションを特別会議場ホワイエにて行いました。限られた時間ながら、ポスターセッションでは熱のこもった討論が行われました。

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写真3 ポスター発表の様子                              写真4 シンポジウムの様子

議論を尽くすには十分な時間がなく、やや残念ではありましたが、ここでの討論の成果が研究の急速な進捗につながることが期待されます。また、アンケートでは、企画賞の研究は今後実用化の可能性の期待が大きい等のコメントもあり、実学としての農芸化学の有り様についても実感できる発表会となりました。

第2部のシンポジウムでは、「地方創生!!表示制度を活かせるか?産学官連携で探る地域食品の未来」として4名の先生方に講演を行っていただきました。
田村 耕志 氏(北海道庁・食関連産業室)による「北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo(ドゥ))について~北海道からの挑戦~」のご講演では、ヘルシーDo制度の説明からその制度の活用に向けた取り組みについての紹介がありました。
佐川 泰隆 氏(北海道フード特区機構・事務局)による「北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区の取り組み」のご講演では、北海道の強みを生かした食産業の戦略についての紹介がありました。
綾部 時芳 氏(北海道大学・大学院先端生命科学研究院)による「腸から見れば! 食品と免疫と腸内細菌がつくる“腸内環境”の解明と実用化」のご講演では、最近話題の腸内環境についての研究の最前線のご紹介がありました。    

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                写真5 会場の様子                                            写真6 パネルディスカッションの様子  

西平 順 氏(北海道情報大学・医療情報学部)による「住民参加型の食の臨床試験システム『江別モデル』」のご講演では、北海道情報大学が取り組んでいる食の臨床試験システムについてのご紹介がありました。いずれの講演も参加者から「非常に興味深かったと」好意的なご意見を多数いただきました。
全てのご講演の終了後、日経バイオテク シニアエディターの河田孝雄 氏を進行役、パネリストとして上記4名と産学官学術交流委員会から中村剛が参加してパネルディスカッションが行われました。現状行われていることと、今後の課題を模索しながらパネルディスカッションは進行し、北海道という地域のメリットデメリットを明確にし、他の地域の食産業振興に役立つ知見やアイディアが多く提示されました。
また、本大会ミキサーに合わせて行われた技術交流会では、フォーラム参加者だけにとどまらず、様々な研究者同士の交流が行われ、年会同時開催にふさわしいレベルの産官学交流が行われました。今後、農芸化学会発の産学官共同研究が生まれることを期待しています。

概要

日時 2016年3月29日(火)13時15分開始
(日本農芸化学会2016年度大会3日目)
会場 札幌コンベンションセンター 会場:A(特別会議場、1F)
主催 日本農芸化学会「産学官学術交流委員会」
企画 日本農芸化学会「産学官若手交流会(さんわか)」
プログラム 第1部 農芸化学研究企画賞発表会(13:15~14:45)
  • 13:15~13:20
    「農芸化学研究企画賞」 
    三輪 清志 (産学官学術交流委員会委員長)

    本賞は、農芸化学分野における斬新な研究企画を会員から広く募集し、本賞の趣旨に賛同した企業からの寄付金を、産学官学術交流委員会が選出した研究者に副賞として贈呈することにより、学術研究の産業化促進や農芸化学のさらなる発展をめざそうというものです。

    従来のような研究成果に対する賞ではなく、農芸化学分野における新たな産業の育成をめざして、農芸化学の特徴を活かした重点研究領域から優秀なテーマ提案者を顕彰し、もって研究成果の早期創出とその産業化を支援することで、農芸化学における産業界と学・官界の連携強化への寄与をめざすことを目的としております。
     
第13回農芸化学研究企画賞受賞者による研究企画発表会
  • 13:20~13:25
    「非侵襲的薬剤投与法を可能にする上皮タイトジャンクション可逆的開口剤の開発」 
    臼井 健郎 氏(筑波大学・生命環境系)
  • 13:25~13:30
    「食後高血糖改善成分を含む新規食材の活用に関する研究」 
    仲川 清隆 氏(東北大学・大学院農学研究科)
  • 13:30~13:35
    「廃棄ゴムの再資源化を目指したゴム処理技術の革新」 
    笠井 大輔 氏(長岡技術科学大学・工学部)
     
第12回農芸化学研究企画賞受賞者による中間報告会
  • 13:35~13:40
    「ゼブラフィッシュの受精卵感染モデル系を利用した抗感染症薬シーズの探索」 
    浅見 行弘 氏(北里大学・大学院感染制御科学府)
  • 13:40~13:45
    「微生物発酵法による植物アルカロイド生産と生薬生理活性物質の創製」 
    南 博道 氏(石川県立大学・生物資源工学研究所)
     
第11回農芸化学研究企画賞受賞者による最終報告会
  • 13:45~13:55
    「放線菌二次代謝物の生産を増強する小分子バイオメディエーターの開発」 
    高橋 俊二 氏(理化学研究所・環境資源科学研究センター)
  • 13:55~14:05
    「生食用赤果肉リンゴ原因遺伝子の機能解析と育種の効率化」 
    松本 省吾 氏(名古屋大学・大学院生命農学研究科)
  • 14:05~14:15
    「巨大褐藻類を原料とする有用バルクケミカル発酵生産技術の開発」 
    河井 重幸 氏(京都大学・大学院農学研究科)
     
ポスターディスカッション&休憩
  • 14:15~14:45
    ホワイエにて研究企画賞中間報告および最終報告のポスターディスカッションを開催いたします。
第2部 シンポジウム「地方創生!!表示制度を活かせるか?産学官連携で探る地域食品の未来」(14:45~17:40)

2015年度から「機能性表示食品制度」や「地理的表示保護制度」が始まり食品関係者の注目を集めておりますが、北海道では2013年度より、「北海道食品機能性表示制度」をスタートさせています。本シンポジウムでは、北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区の設置など、先端的な取り組みに挑む北海道の食品研究の最前線についてご講演をいただきます。最後には、パネルディスカッションにより、地方創生に向けた産学官連携による地域食品研究の展開について意見交換を行います。
 
  • 14:45~15:15
    「北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo(ドゥ))について~北海道からの挑戦~」 
    田村 耕志 氏(北海道庁・食関連産業室)
  • 15:15~15:45
    「北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区の取り組み」
    佐川 泰隆 氏(北海道フード特区機構・事務局)
  • <休憩>
  • 15:50~16:30
    「腸から見れば! 食品と免疫と腸内細菌がつくる“腸内環境”の解明と実用化」
    綾部 時芳 氏(北海道大学・大学院先端生命科学研究院)
  • 16:30~17:10
    「住民参加型の食の臨床試験システム『江別モデル』」
    西平 順 氏(北海道情報大学・医療情報学部)
  • 17:10~17:40
    パネルディスカッション
    進行役:河田 孝雄 氏(日経バイオテク シニアエディター)
    パネリスト:上記シンポジストほか
第3部 技術交流会(札幌コンベンションセンター 会場:D)
17:45~
※日本農芸化学会2016年度大会ミキサーとの合同開催となります。
(大会参加登録が必要です)

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