Archive for the '年次大会' Category

Published by 社内更新担当者 on 01 8月 2011

2011年度大会の措置にかかわるその後の経過と対応について

2011年8月1日

  各位

社団法人日本農芸化学会
会長 太田 明徳

2011年度大会の措置にかかわるその後の経過と対応について

 去る3月11日に発生した東日本大震災で被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。被災された地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。また、福島第一原子力発電所の深刻な事故は、非常事態が依然続いております。事態を収束させるべく対策に当たっておられる方々に深く感謝の意を表しますとともに、近隣にお住まいの方々の安全を心より願っております。

 さて、2011年度大会の措置について、2011年4月4日付けで発表させていただきましたが、その後の経過および対応方針についてご報告申し上げます。

  1. 東日本大震災による大会講演要旨集配布遅延の調査結果報告

  2. 事前参加登録者のうち、「大会参加費」未納の方へのお願い

  3. 「懇親会参加費」返却の集計結果と東日本大震災被災地への義援金について

  4. 被災者の年会費の減免措置について

 1. 東日本大震災による大会講演要旨集配布遅延の調査結果報告

 今回の事前参加登録者には大会講演要旨集だけをお送りすることとし、3月10日に発送手続きを終えたと発表いたしましたが、この配送に大幅な遅延が生じました。ご心配をお掛けした方々には心からお詫び申し上げます。遅延となった原因を調査確認いたしましたので、ご報告させていただきます。

 今回の大会講演要旨集の配送は“佐川急便飛脚ゆうメール”というシステムを利用いたしました。これは佐川急便と郵便局における共同の配送システムで、2社を経由するため、配達完了までに日数を要します。本会は3月10日に運送業者へ荷物の引渡しを完了いたしましたが、3月11日の東日本大震災の発生により、仙台市内の倉庫にて保管された状態で配送が停止いたしました。その後3月20日頃から配送網が復旧しはじめ、5月の大型連休明け以降、未着である旨ご連絡をいただかなくなりましたので、すべての配達が完了したものとし、対応を終了させていただきます。
 本会の大会講演要旨集の印刷・発送を委託している小宮山印刷工業宮城工場(気仙沼市)は東日本大震災で被災され一時連絡が途絶えていましたが、その後連絡が取れ、印刷工場建物、各種機械、そして従業員全員の方が無事であることを確認いたしました。大会講演要旨集をお受け取りになった多くの方々からは、到着の一報をお寄せいただきました。大変多くの方々にご心配とご迷惑をお掛けいたしましたこと、改めてお詫び申し上げます。また、皆さまの温かいご厚志に感謝申し上げます。

 大会講演要旨集だけの販売は、4月4日付け発表の通り、事前参加登録費と同額をお支払いいただくことで参加者として大会講演要旨集を配布いたします。期限は大会決算処理の都合により8月末日までの納入とさせていただきます。送付先住所・氏名を明記の上、学会事務局宛にE-mailにてご連絡ください。

2. 事前参加登録者のうち、「大会参加費」未納の方へのお願い

 大会発表が成立したことによりまして、事前納入済みの「大会参加費」はお返ししないことといたしました。収支については改めてご報告申し上げますが、収支差額がプラスとなった場合は、別の形で本会会員の皆様に有益となるような方法を検討いたします。
 代表発表者の方で「大会参加費を当日払い」とした方にはお支払いいただきたい旨個別にご連絡差し上げましたが、まだお支払いいただけていない方もいらっしゃいます。近々あらためてお願いをお送り致しますので、大会参加会員の方々が広く均等に利益を分かち合うことができますようご高配賜りたく、お願い申し上げます。
 また、今回、「大会参加費」の納入がなくとも、代表発表者および大会参加者として事前参加登録をしてくださった方々には大会講演要旨集を発送いたしました。これは対象の方々に大会参加費の納入を督促する目的ではなく、事務局による発送手続きの際の手違いで行なわれました。事態を複雑化させたことについて不手際をお詫び申し上げるとともに、ご寛容賜りますよう伏してお願い申し上げます。

 3. 「懇親会参加費」返却の集計結果と東日本大震災被災地への義援金について

 事前納入済みの「懇親会参加費」は、3つの方法(①東日本大震災の義援金への転用、②年会費への転用、③振込みによる返金)で返却させていただくことといたしました。6月30日を期限として対象の方へご意向を伺いました結果、① 286件[2,780,000円]、② 107件[1,015,000円]、③ 149件[1,395,000円]でございました。①義援金の寄付先は、当初の予定通り日本赤十字社とし、286名の寄付者氏名および寄付の総額は9月1日付けでWEB上にて発表させていただきます。氏名の公表に支障が生じる場合は、8月末日までに学会事務局にご相談ください。
 対象者で会員の方は会員専用ページの各自の表紙画面にて、受付けた処理方法をご確認いただけます。③の返金については、7月7日付けですべての振込処理を完了いたしました。このほか若干名の方から、本会の活動に対し支援したいと強いご要望があり[④学会への賛助金]としてお受けいたしましたこともあわせてご報告申し上げます。また、5月6日の総会の折に会員から寄せられました義援金40,500円につきましても会員のご厚志に深く感銘を受けました。改めて御礼申し上げます。

 4. 被災者の年会費の減免措置について

 東日本大震災で被災された会員の方々ならびに原発事故による被害を受けた会員の方々に対し、年会費減免等の特別な措置について検討いたしました。市町村が発行する罹災証明書の写し、あるいは学生会員の場合は指導教員、正会員の場合は所属長の記名押印のある被災についての文書を学会事務局宛ご提出いただければ、一年度分の会費を全額免除いたします。詳細は8月1日付「年会費の減免措置について」をご覧下さい。

 すべてが、まことに異例の措置ではございますが、現今の状況下における本会の窮状をご斟酌賜りご了承いただきますよう、何卒お願い申し上げます。

Published by 社内更新担当者 on 26 7月 2011

2011年度大会を顧みて

2011年3月25日(金)~28日(月)まで、京都女子大学において開催される予定であった日本農芸化学会2011年度大会(実行委員長:植田和光 京都大学農学研究科教授)は、口頭発表とそれに対する質疑応答を取りやめることとなった。

大会の開催を2週間後に控え、実行委員一同が最後の確認を行っていた3月11日14時46分に、東日本は大きな災禍に見舞われた。三陸沖を震源として発生した東日本大震災である。この震災により、死者 15,310人、行方不明者 8,404人におよぶ未曾有の被害(2011年6月1日現在、警察庁発表)がもたらされた。日々明らかにされる地震・津波による被害や福島第一原子力発電所の事故の状況を受け、理事会と大会実行委員の主だったメンバーは関係各位との協議の結果、3月15日に大会の中止を決定した。

具体的には、一般講演(2,515件)・シンポジウム(26件)・展示会(118件)・ランチョンセミナー(16件)・ランチョンシンポジウム(2件)・高校生プログラム(高大連携シンポジウム・ジュニア農芸化学(57件))・拡大サイエンスカフェ・第19回農芸化学Frontiersシンポジウム等の口頭発表は中止し、総会、授賞式および受賞者講演は5月6日に延期した。

2011年4月4日付けの発表で詳しい経過をご報告させていただいたとおり、要旨集は3月5日付で発行しており、3月10日には発送手続きも終了していた。このような事情等を鑑み、2011年度大会は成立したものと位置付けた(3月16日)。これに伴い、「大会参加費」は返却しないことする一方、「懇親会参加費」は3つの方法(①東日本大震災の義援金への転用、②年会費への転用、③振込みによる返金)で対応させていただくこととした(6月30日〆切後の対応分類:① 286件[2,780,000円]、② 107件[1,015,000円]、③ 149件[1,395,000円])。これらの事情に加え、トピックス賞授賞候補演題は大会開催以前に決定していたので、候補演題29件すべてを有効として、対象者に郵送にて賞状をお送りし、栄誉を称えた。

一方、大会関連事業である第37回化学と生物シンポジウムは、3月24日に京都大学百周年時計台記念ホールで開催され、「美味しく健康に生きるヒント」と題して7件の発表が行われ、一般市民を含む多くの聴衆に参加していただき、盛況であった。また、ジュニア農芸化学会(PDFプログラム)に参加を予定していた高校3年生にとっては、研究発表の場を失ったという事情や、今回の高校生プログラム運営にあたり、積極的に外部資金を調達した経緯も考慮し、その資金で参加証明書と農芸化学会のロゴ入りの記念品を作成し各高校の口頭発表予定者に郵送した。

以上、口頭発表が中止となった2011年度大会を顧みた。学会開催の直前の大災禍であったため、多くの対応が大変難しいものになった。植田実行委員長のもと、実行委員全員が迅速に全力で問題解決に当たったが、短時間に多くの事柄に対応する必要があったため、結果的には学会員の皆様方には大変なご迷惑をおかけしたことも多々あったと懸念する。この場を借りて、お詫びを申し上げたい。また、東北地方が被った大きな被害のため、当初仙台で開催される予定であった2012年度大会を再び京都(会期:2012年3月22日(木)~25日(日); 実行委員長:加納健司 京都大学農学研究科教授)で開催することとなった。実行委員一同、2011年度大会の経験を生かし、素晴らしい大会にしたいと考えている。

最後になるが、改めて東日本大震災で被災された方々にお見舞いを申し上げ、 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された地域の一日も早い復興を心よりお祈りする次第である。

2011年度大会総務
加納健司、成田宏史、河田照雄、森直樹、桂博美

Published by 社内更新担当者 on 18 5月 2011

2012年度大会シンポジウム課題の募集

-未来の生命・食糧・環境に向け“農芸化学”ができること-
日本農芸化学会2012年度大会シンポジウム課題の募集

日本農芸化学会2012年度大会実行委員会

 日本農芸化学会2012年度大会は2012年(平成24年)3月22日(木)~25日(日)の4日間、京都女子大学(京都市東山区)を主会場として開催される予定です。2011年度大会が東日本大震災の影響で要旨集の発行をもって成立となったことを踏まえまして、日本農芸化学会2012年度大会実行委員会では前年度とは異なったコンセプトで2012年度大会の準備を進めております。
 シンポジウムにつきましては、最終日3月25日(日)の午後に、約20課題のシンポジウムを予定しており、シンポジウム課題は以下の要領で広く会員の皆様に公募します。テーマのご提案にあたりまして、以下の大会シンポジウム指針を参考にしてください。
 農芸化学は、物理化学、有機化学、生化学、遺伝学、分子生物学など様々な学術基盤に立脚し、「生命・食糧・環境」の分野を主な対象として生命現象の機構解明と幅広い応用を目指して発展してきました。2011年度の大会開催を断念せざるを得なくなった原因は東日本大震災でありますが、この未曽有の自然災害を期に、日本全国で多くの学協会、研究機関、政府諸機関などが、こうした大災害に対して「今自分達に何ができるか」、「将来構想はどうあるべきか」を見直しているところであります。我々農芸化学会も例外ではありません。
 そこで2012年度の京都大会のシンポジウムでは、すでに動いている東北地方の復旧や復興のさらに先を見据え、未来の安全・安心を支える「生命・食糧・環境」のために農芸化学に何ができるか、を中心コンセプトにしたシンポジウム課題を募ります。この中には、農作物など食品をめぐるリスク評価、植物・微生物のストレス耐性、環境浄化技術や放射線生物学なども包含されます。
 なお、2012年度の大会シンポジウムでは上記コンセプトに寄せて、「植物を巡る機能性低分子の動態」、「ストレス環境下における微生物の潜在能力」、「メタボリックシグナルと健康科学」、「膜タンパク質・酵素解析の新展開」の4つのキーワードに基づいて海外のシンポジストを招聘し、4件の委員会企画シンポジウムを開催する予定ですが、それ以外に約20件のシンポジウムを会員の皆様から募集いたします。ご提出いただいたシンポジウム企画は、シンポジウム準備委員会にて選定・決定の後、8月末頃までに応募者宛てに採否をご連絡いたします。
 その他ご不明な点がございましたら、シンポジウム担当までお問い合わせください。

シンポジウム公募要領

応募期限:2011年7月29日(金)

必要事項: 

  1. タイトル(仮題)
  2. 世話人(2~3名)の氏名・所属(全員が学会員であること)
  3. 趣旨と概略(400字程度)
  4. 予定される講演者案(所属 及び 学会員・非学会員区分)
  5. 予想される聴衆の数(小規模のシンポジウムも歓迎いたします)
  6. その他の参考となる事項
  7. 世話人代表者氏名および連絡先(〒、所在地、所属、TEL、FAX、E-mail)

  なお、学会の公益法人化に伴い、例年とは異なって世話人には若干の会計処理業務を依頼することになりますので、その旨お含みいただきますようお願いします。

応募先:jsbba2012@aeplan.co.jp
   メールの件名を、「農芸化学会シンポジウム応募」として送信してください。
   (折り返し、受領通知をお送りしますので、ご確認ください。受領通知がない場合は再度ご送付お願いします。)

問い合わせ先:
シンポジウム担当 
代表 矢崎一史 (京都大学生存圏研究所) yazaki@rish.kyoto-u.ac.jp
副代表 井上善晴 (京都大学大学院農学研究科) y_inoue@kais.kyoto-u.ac.jp
副代表 井上和生 (京都大学大学院農学研究科) kazuo.inoue@spiral.mbox.media.kyoto-u.ac.jp

Published by 社内更新担当者 on 06 4月 2011

2011年度大会の大会講演要旨集の販売について

2011年4月6日

  各 位

社団法人日本農芸化学会
会長 清水 昌

 2011年4月4日付け発表の「2011年度大会の措置について」の通り、公平性の立場から、事前参加登録をなさらずに大会講演要旨集のみの購入をご希望の方への要旨集の販売はいたしません。ただし、協議の結果、事前参加登録費と同額をお支払いいただくことで大会参加者となっていただき、そのうえで大会講演要旨集を配布することと決定いたしました。領収書付きの大会参加証も発行いたします。

 大会講演要旨集をご希望の方は、送付先住所・氏名を明記の上、学会事務局宛てにまずはE-mailにてご連絡ください。折り返し、参加登録受付番号や送金先等をお知らせいたします。

 なお、4月6日現在、配送事情は徐々に復旧しておりますが、事前参加登録者宛の配送が完了しておりません。このことに鑑み、大会講演要旨集配布の受付開始は4月11日(月)とさせていただき、受付締切は2011年8月31日(水)とさせていただきます。

 このたびの特別な措置について、どうかご了承賜りますよう何卒お願い申し上げます。

Published by 社内更新担当者 on 04 4月 2011

2011年度大会の措置について

2011年4月4日

 各 位

社団法人日本農芸化学会
会長 清水 昌

 去る3月11日に発生した東日本大震災で被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。被災された地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。また、福島第一原子力発電所の深刻な事故は、非常事態が依然続いております。事態を収束させるべく対策に当たっておられる方々に深く感謝の意を表しますとともに、近隣にお住まいの方々の安全を心より願っております。

 社団法人日本農芸化学会は、約2年半もの歳月をかけて2011年度京都大会の開催準備を進めてまいりました。しかしながら、未曾有の大震災によって東北から関東の広い範囲に渡って尋常ならぬ被害が起こっている状況を考慮し、直前になって大会の発表中止を決断し発信いたしました。一般講演やシンポジウム、あるいはジュニア農芸化学会で講演予定であった方々、展示会も含めて参加予定されていた方々、大会の準備にあたり多大なご尽力をいただきました大会実行委員会の方々には、大変申し訳ないことでございますが、この未曾有の大震災を斟酌賜りご了承いただきますようお願い申し上げます。また、大会中止の連絡は、郵便、FAX、Web及びメール配信のあらゆる手段を介して出来る限り迅速にお伝えしたつもりでおりましたが、一部の方々には確実には行き届かず、大変ご迷惑をお掛けいたしました。この場を借りて心からお詫び申し上げます。

 さて、2011年度大会の措置について、これまでに本会Web上で様々な報告をさせていただいておりますが、現時点までに決定している対応方針をご報告申し上げます。

 2011年度大会は、口頭発表および質疑が出来ませんでしたが、既に大会講演要旨集を2011年3月5日付けで発行し、2011年3月10日に発送手続きを終えております。また、特許庁と国会図書館には納本済みで、本大会での発表は法的に成立していることから、本会と致しましては、2011年度大会の発表は成立したものとさせていただきます。ただし、事前に発表取り下げ希望のあった2J15p14, 2J15p15, 2C34p10の一般講演につきましては発表がなかったものといたします。

 このような事情で、今回の事前参加登録者には大会講演要旨集だけをお送りすることになりますので、大会講演要旨集だけの販売はいたしません。事前参加登録者以外の方で大会講演要旨集をご希望の方には、公平性を考慮し、事前参加登録費と同額をお支払いいただくことで参加者として大会講演要旨集を配布いたします。送付先住所・氏名を明記の上、学会事務局宛にE-mailにてご連絡ください。(くわしくは4月6日付け発表の「2011年度大会の大会講演要旨集の販売について」のページをご参照ください。)

 なお、大震災の影響で、事前参加登録者の方々への大会講演要旨集の配送が滞っておりますが、配送事情が好転しましたら、確実に皆様のお手元に届きますので、到着までお待ちいただきますようお願い申し上げます。

 大会が成立したことによりまして、他学会と同様の措置を取り、事前納入済みの「大会参加費」はお返ししないことといたしました。この点に関しては、疑問をお持ちの方々も多いと思いますが、この「大会参加費」は、準備に要した経費や違約金等の支払いに充てさせていただきました。収支については改めてご報告申し上げますが、「大会参加費」が使途の限定されている公費等で支払われている場合を考慮し、それを東日本大震災の義援金や他の使途に転用することは適切でないと判断いたしました。従いまして、収支差額がプラスとなった場合は、別の形で本会会員の皆様に有益となるような方法を検討いたします。

 事前納入済みの「懇親会参加費」は、3つの方法(①東日本大震災の義援金への転用、②年会費への転用、③振込みによる返金)で返却させていただくことといたしました。現在、該当者のご意向を取りまとめております。義援金の総額および送付先等につきましては、改めてご報告申し上げます。

 大震災が発生し大会中止を発表して以来、会員の皆様からは、被災地への支援のお申し出や、今回の大会の措置に対する温かいメッセージなどを多数お寄せいただきました。被災された会員の方々に対しては、年会費減免等の特別な措置を講ずる予定ですが、被災地における罹災証明の取得が可能となる段階で、改めてお知らせいたします。

 すべてが、まことに異例の措置ではございますが、現今の状況下における本会の窮状をご斟酌賜りご了承いただきますよう、何卒お願い申し上げます。
 

Published by 社内更新担当者 on 22 3月 2011

多く寄せられる御質問

最終更新日時:2011年4月5日18:35

2011年度大会中止に伴い、会員や大会参加予定の皆さまから寄せられた主なご質問をまとめました。ご参考になさってください。

Q1. 大会期間中に開催予定であった行事は、全て中止になるのでしょうか?

Q2. 「懇親会参加費」を学会への“個人の賛助金”に転用することは、可能ですか?

Q3. 大会講演要旨集が届きませんが、送ってもらえますか? (3月23日追記、3月24日追記)

Q4. 「大会参加費」の領収書を発行してもらえませんか? (3月28日追記、3月29日リスト更新)

Q5. 「懇親会参加費」返却方法のうち、義援金の寄付先はどこですか?

Q6. 特許手続き上の証明書を入手するにはどうにすればいいでしょうか?(3月28日新規追加)

Q7. 代議員ですが、以前に届いた総会の案内はどうすればいいでしょうか?(4月4日新規追加)

Q8. 大会講演要旨集に学会賞の受賞要旨が見当たりません。(4月5日新規追加)

 

Q1. 大会期間中に開催予定であった行事は、全て中止になるのでしょうか?

A1. 中止が決定した行事と、中止せず開催する行事と、延期が決定した行事がございます。詳細は次のとおりです。

【中止】

当初開催日 中止内容
3月25日 新旧評議員等午餐会、懇親会
3月26日~3月27日 一般講演(口頭発表)
3月26日~3月28日 ランチョンセミナー、機器・試薬・書籍等展示会
3月26日 産学官学術交流委員会フォーラム、高大連携シンポジウム、ジュニア農芸化学会2011
3月27日~3月28日 ランチョンシンポジウム
3月28日 シンポジウム、トピックス賞受賞者講演会、拡大サイエンスカフェ第1部及び第2部
3月28日~3月29日 第19回農芸化学Frontiersシンポジウム

【予定通り開催】

開催日 開催内容
3月24日 第37回化学と生物シンポジウム

【延期】

延期決定後開催日 延期内容
5月6日 第55回通常総会、授賞式、受賞者講演会 (※)(東京大学弥生講堂
時期未定 本部関係各種委員会

(※)受賞者講演会のうち、農芸化学奨励賞受賞者講演及び第8回農芸化学研究企画賞授賞テーマ概要発表については、未定です。

 

Q2. 「懇親会参加費」を学会への“個人の賛助金”に転用することは、可能ですか?

A2. はい、可能です。“個人の賛助金”へ転用希望と明記の上、学会事務局へEmailにてご連絡ください。

 

Q3. 大会講演要旨集が届きませんが、送ってもらえますか?

A3. 3月24日までお待ちいただき、オンライン登録受付番号と氏名を明記の上、3月25日以降に学会事務局へEmailにてご連絡ください。

(3月23日追記、3月24日追記)

大会講演要旨集の印刷・発送元である小宮山印刷工業宮城工場(気仙沼市)が震災の被害を受け、連絡が途絶えています。

3月10日に発送完了の報告を受けており、既に特許庁と国会図書館には納本を済ませておりますが、皆様のお手元に届けるはずの荷物の配送が止まっている ようです。現在、東京営業の担当者が現地で情報を収集中ですので、確認が取れ次第、学会ホームページでお知らせします。

ご迷惑をお掛けし大変申し訳ありませんが、大会講演要旨集は必ず大会参加登録者の皆様のもとへお届けいたします。現時点では到着日を明確にお答えできませんが、到着するまで今しばらくお待ちいただきますよう何卒お願い申し上げます。

 

Q4. 「大会参加費」の領収書を発行してもらえませんか?

A4. 領収書は「大会参加証」に添付しておりますので、そちらをご利用ください。

(3月28日追記、3月29日リスト更新)

「大会参加証」は、3月11日に大会講演要旨集とは別に、クロネコメール便で大阪市から発送いたしました。

当時配達できない地域に指定されていた住所への送付分は戻ってきており、現在学会事務局で保管しております。届いていない方は、こちらのリスト(PDF)よりオンライン登録受付番号をご確認いただき、学会事務局へEmailにてご連絡ください。このリストにない方の「大会参加証」は、ご登録いただいた住所へ発送済みです。

 

Q5. 「懇親会参加費」返却方法のうち、義援金の寄付先はどこですか?

A5. 現時点では、本会から日本赤十字社へ寄付することを予定しております。詳細が決定しましたら、学会ホームページ等でご案内いたします。

 

Q6. 特許手続き上の証明書を入手するにはどうにすればいいでしょうか?

A6. 書類の提出方法は、こちらのページをご参照ください。大会講演要旨集が未着の場合は、その旨ご連絡いただければ、学会事務局でコピーして返送させていただきます。

 

Q7. 代議員ですが、以前に届いた総会の案内はどうすればいいでしょうか?

A7. 総会は5月6日に延期となりましたので、改めて署名表決葉書を同封し、文書にてご案内いたします。大会中止の決定前にお送りいたしました2月14日付け文書は破棄していただきますようお願い申し上げます。

 

Q8. 大会講演要旨集に学会賞の受賞講演要旨が見当たりません。

A8. 例年大会講演要旨集に綴り込んでおりました学会賞等の受賞講演要旨は、2011年度版より「日本農芸化学会 受賞講演要旨集」として別冊刊行いたします(ISSN 2186-1315)。「受賞講演要旨集」は、総会あるいは受賞講演会にご来場いただいた方に無償で配布させていただきます。多くの皆さまのご来場をお待ち申し上げます。また、後日、学会ホームページにて一般公開いたしますので、どなたでもPDFで閲覧していただけます。

Published by 社内更新担当者 on 18 3月 2011

2011年度京都大会の中止に関する重要なお知らせ

Published by 社内更新担当者 on 16 3月 2011

大会発表並びに「大会参加費」および「懇親会参加費」の取り扱いについて

2011年3月16日

 2011年度大会発表者並びに大会参加予定の皆様

社団法人日本農芸化学会
会 長  清 水  昌

1.大会発表について
 大会発表は口頭発表および質疑が出来ませんでしたが、既に大会講演要旨集を2011年3月5日付けで発行し、2011年3月10日に発送手続きを終えております。また、既に特許庁と国会図書館には納本済みですので、本大会での発表は成立しています。

2.「大会参加費」および「懇親会参加費」について
 参加費については、以下のように取り扱わせていただきます。

 (ア) 本大会は発表が成立していますので、事前納入済みの「大会参加費」は返金しないことといたします。

 (イ) 代表発表者の方で「大会参加費を当日払い」とした方はお支払いいただきたいと思います。詳細は対象の方に追ってご連絡いたします。

 (ウ) 事前納入済みの「懇親会参加費」は下記の3つの方法で返却します。詳細は対象の方にメールにてご案内いたします。
     ① 東日本大震災の義援金へ転用
     ② 年会費へ転用
     ③ 振込による返金

3.トピックス賞について
 本大会での発表が成立していますので有効とし、賞状は別途、郵送させていただきます。

4.特許手続き上の証明書について
 本大会における研究発表の特許手続き上の証明書が必要な場合には、学会指定の手順に則って学会事務局(特許係)宛てご請求ください。

5.その他
 大会プログラム集・大会講演要旨集・大会参加証(参加費の領収書付き)が3月24日までに到着しない場合には、学会事務局までお申し出下さい。

 なお、今後の情報につきましては、適宜学会ホームページやメール配信等を通じてご案内いたします。
 

「懇親会参加費」について補足(2011.3.18

上記2.(ウ)の取り扱いについて、以下の通り、補足いたします。

  •  ① の東日本大震災義援金は、取りまとめの上、本会から日本赤十字社へ寄付することを予定しております。集計後、金額及び寄付者芳名を学会ホームページ等で公開させていただきます。
  •  ③ の振込による返金は、送金口座をご連絡いただいた順に、3月22日より手続きを開始させていただきます。なお、振込手数料は、本会負担です。 ただし、本会の取引銀行であるみずほ銀行のシステム障害が復旧してからの作業となります。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

「大会参加費」および「懇親会参加費」について追記及び訂正(2011.3.23

上記2.(イ)の取り扱いについて、以下の通り、追記いたします。

  • 3月22日付けで、対象の方へ郵便振替用紙を郵送させていただきました。お手元に届きましたら、郵便局から納入いただきますようお願い申し上げます。

上記2.(ウ)の取り扱いについて、以下の通り、追記いたします。

  • 「懇親会参加費」事前納入済で本会会員の方を対象に、本会の会員MyPageにて、ログイン後の画面にご連絡いただいた返却方法(口座返金ご希望の方は送金日)を表示させていただきます。データの更新は、週1回を目処に対応させていただきますので、返却方法をメールにてご連絡いただいてすぐには表示されませんが、何卒ご了承ください。ログインには会員番号とパスワードが必要です。

上記「懇親会参加費」について補足(2011.3.18)について、以下の通り、訂正いたします。

  • ③ の振込による返金は、事務手続きの都合により、3月25日より手続きを開始させていただきます。訂正してお詫び申し上げます。

特許手続き上の証明書について補足(2011.3.28

上記4.の取り扱いについて、以下の通り、追記いたします。

  • 次の(1)~(3)の書類を2部作成のうえ、返信用封筒(宛名記入、切手貼付、角2型)を同封し、学会事務局特許係宛て(宛先:〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル2階)にご郵送ください。 

       (1)大会講演要旨集の表紙及び奥付のコピー
       (2)講演要旨掲載ページのコピー(ページ番号がわかるもの)
       (3)発表日(大会講演要旨集発行日):3月5日、講演番号:(例:2C01a01)、
         発表者及び題目を記載した「証明書」(※右上の日付は空欄) 
         (※証明書の書式はこちら(Word)からダウンロードしてご利用いただけます。)

Published by 社内更新担当者 on 15 3月 2011

2011年度京都大会の中止について

2011年3月15日

 本会会員の皆様
 2011年度京都大会 事前参加登録者並びに参加予定の皆様

社団法人日本農芸化学会
会長 清水  昌

 去る3月11日に発生した東日本大震災で被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。被災された地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 約2年半もの歳月をかけてかねてより準備を進めてまいりました2011年度京都大会開催を間近に控えたこの時期に、未曾有の大震災に遭遇し、非常に心を痛めております。
 しかしながら、大震災の全容が明らかになるにつれ、刻々と被害が拡大していく状況において、断腸の思いではございますが、2011年度京都大会の中止を決意せざるを得ない状況であると判断致しました。この決定は、植田和光大会実行委員長をはじめとした大会実行委員会並びに理事会や関係各位との協議の結果であることも申し添えます。
 最後になりますが、一般講演プログラム編成やシンポジウムなど、このたびの年次大会の準備にあたり多大なご尽力をいただきました大会実行委員会の諸先生方、並びに研究成果の発表準備をしてこられた皆様には大変申し訳なく、心からお詫び申し上げます。

 なお、今後の予定と中止に伴う大会参加費および懇親会参加費の返金については、改めて学会ホームページにてご案内申し上げます。


 

「大会参加費」および「懇親会参加費」の取り扱いについて

2011年3月16日

 

 本会会員の皆様
 2011年度京都大会 事前参加登録者並びに参加予定の皆様

社団法人日本農芸化学会
会 長  清 水  昌

「大会参加費」および「懇親会参加費」の取り扱いについて

 2011年3月15日付け発表の「大会中止」に記載いたしました「参加費および懇親会参加費」の取り扱いについては、協議の結果、本大会は大会講演要旨集の発行をもって成立したとすることに決定いたしましたことに伴い、「大会参加費」はお返ししないこと、「懇親会参加費」は3つの方法(①東日本大震災の義援金への転用、②年会費への転用、③振込みによる返金)で返却させていただくことといたしました。詳細と今後の対応につきましては、3月16日付け発表の“大会発表並びに「大会参加費」および「懇親会参加費」の取り扱いについて”をご覧いただきますようお願いいたします。
 まことに異例の措置ではございますが、現今の状況下における本会の窮状をご斟酌賜りご了承いただきますよう、何卒お願い申し上げます。

Published by 学会事務局 on 11 6月 2010

2010年度大会を顧みて

日本農芸化学会2010年度大会は、2010年3月27日(土)から30日(火)までの4日間、東京大学安田講堂(本郷)と東京大学教養学部駒場キャンパスにおいて開催された。東京での開催は2007年度大会(東京農業大学)以来である。本年3月末、東京は異常な寒さで連日最高気温が10℃前後、さらに小雨まじりの日もあり、複数の建物を行き来しなくてはならない会場利用の大会としては、最悪のコンディションであった。それにも関わらず、参加者総数5270名、一般演題数2342題と大変盛況であった。

大会初日3月27日(土)午前中、東京大学安田講堂において総会が開催された。まず清水昌会長より、会長挨拶があった。それに引き続き、会務報告、監査報告が行われた。次に、2009年度事業報告および決算、評議員の承認、公益法人化対応による定款変更、2010年度事業計画案および予算案、名誉会員の承認が議題として提出され、いずれも承認された。総会に引き続いて、2010年度の学会賞(2件)、功績賞(2件)、技術賞(2件)、奨励賞(10件)の授賞式、2009年B.B.B.論文賞(8件)とMost-Cited Paper Award(1件)、および第7回農芸化学研究企画賞(3件)の表彰式が行われた。

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3月27日(土)午後には、各賞の受賞者講演が同講堂において行われた。初めに、日本農芸化学会賞受賞者の植田和光氏(京都大学大学院農学研究科)による「ヒトABCタンパク質の生理的役割と分子メカニズムの解明」と加藤茂明氏(東京大学分子細胞生物学研究所)による「脂溶性ビタミン類の作用機構に関する研究」の講演が行われた。

続いて日本農芸化学会功績賞受賞者の今泉勝己氏(九州大学大学院農学研究院)による「食品成分に関する脂質栄養学的研究」と大島敏久氏(九州大学大学院農学研究院)による「好熱菌由来の極限酵素の機能開発」の講演が行われた。

さらに、農芸化学技術賞受賞者の菊池慶実氏ほか4名(味の素(株))による「Corynebacterium glutamicumを用いたタンパク質分泌生産系の開発」と山口庄太郎氏ほか4名(天野エンザイム(株))による「新奇蛋白質修飾酵素プロテイングルタミナーゼの発見と食品加工用酵素としての開発」の講演が行われた。最後に、日本農芸化学会奨励賞受賞講演(10演題)が行われた。

同日夕刻、東京・新宿の京王プラザホテル、コンコードボールルームに場所を移して懇親会が開催された。総会終了時刻、本郷から新宿への移動の所要時間など不確定要素の多い中、大きな遅れもなく定刻18:30より、参加者総数682人の盛大な会が催された。

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大会の一般講演は28日から30日午前まで、教養学部駒場キャンパスにおいて行われた。一般演題数は2342題で、すべてOHCを用いた口頭発表(9分発表、3分討論)で行った。駒場キャンパスは、今大会実行委員会の大半を占める東大教員も利用する機会も少ないことから不案内な点も多く、不安を抱えながらの大会であったが、座長をお務めいただいた先生方を初め多くの方のご尽力で各会場とも大過なく講演が行われたことに感謝申し上げたい。

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駒場キャンパスでの3日間を通して、休憩室には無料の飲料が、飲料メーカー各社のご援助で供給された。参加者総数で単純に計算すると一人4本の飲料が提供されたことになり、異常低温と休憩室が十分に確保できない状況下で、大量の飲み残しの生ずることが懸念された。休憩室に限らず、各所に無料飲料設置場所を急遽設定し、配布に努めた結果、ほぼすべての飲料がはけたのは幸いであった。

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3日間で18社によるランチョンセミナーが開催された。各会場ではお弁当が配布され、生協食堂等の混雑緩和に貢献した。また各会場では、午前の講演終了後の聴衆とランチョンセミナー参加者が一時的に交錯する混乱が懸念されたが、会場係の適切な誘導のもと、大きな混乱はなかった。各会場とも満員盛況であった。

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駒場第2体育館を利用した展示会には、119社に参加いただいた。講演会場の多くは、駒場キャンパスの西側建物に局在しており、キャンパス東北端の第2体育館まで距離が遠く、参加者が積極的に足を運んで下さったか懸念が残る。また、体育館の使用規定上、飲食が許可されておらず、無料コーヒーなどの提供が出来なかった。今後、駒場キャンパスを本学会大会会場とするかについて、懸案事項の一つとして挙げられる。

29日(月)午後には、駒場キャンパス内のコミュニケーションプラザにおいて「ジュニア農芸化学会」が開催された。全国各地、32校(51演題)のポスター発表が行われ、満員の盛況ぶりであった。会場入り口では、採点表が配られ、優秀ポスターの投票が行われた。発表会終了後、表彰式、親睦会が行われ、優秀ポスター賞が授与された。

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29日(月)の夕刻から生協食堂にてミキサーが開催された。清水昌会長、長澤寛道大会実行委員長の挨拶の後、大学院生を中心に積極的に情報交換がなされた。薄暗くてとてもきれいとは言えないイメージの生協食堂は昔の話で、たいそうモダンで大きめな空間に予算も多めにお料理、飲料を用意したのだが、残念ながら参加者は満員にまで至らなかった。宣伝不足のため情報が伝わっていなかったのか、異常低温で暖を取りに早々に渋谷あたりの繁華街に繰り出してしまったのか、ミキサーの参加者数予想はなかなか難しい。

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30日(火)午後は、すべての一般講演は終了し、シンポジウム(29課題)が開催された。大会最終日の午後ということで、総参加者約5千人のうち何人くらいがシンポジウム会場に足を運んで下さるか、また29会場での同時開催で収容人員の著しく少ない会場が出現しないかなど不安があった。概ねどの会場も盛況で、活発な議論が交わされ、有意義なシンポジウムとなった。

3日間通して、900番講堂では12:30~13:00にオルガンコンサートが行われた。講堂の椅子に座ると、後方2階席におかれたパイプオルガンが奏でる音楽を後ろ向きに聴くという滅多にない(?)シチュエーションの中、多くの参加者が昼の一時、音楽を楽しまれていた。

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本年度からの新たな企画として、全演題の中よりトピックス賞を選定し、その発表が行われた。詳しくは日本農芸化学会2010年度大会ホームページ内のトピックス賞の項目を参照して頂きたい。

さらに2008年度大会より行われている、学生、院生、ポスドクを対象とした就職懇談会が29日、30日の2日間、コミュニケーションプラザにて開催された。多くの企業において会社説明会はすでに開催されているケースが多く、4社のみの開催であったが、熱心な参加者が会場に足を運んでいた。

第18回農芸化学会フロンティアシンポジウムは例年と異なり、大会前日の3月26日より1泊で、東京大学検見川セミナーハウスにおいて行われた。Nature、Science誌の第一著者によるシンポジウム、同時開催のソフトボール大会で、全国から集まった117名の若手研究者が親睦を深めた。詳しい大会の様子はHPを参考いただきたい。

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最後に3日間の一般講演を通して印象に残った逸話を。大会期間中、大会実行委員会の総務、会場係は13号館の大会本部に待機する時間が長かった。プログラム集を眺めていると、28日午後の有機化学・天然物化学会場の最終口頭発表者は、本学会53代会長の森謙治先生であることがわかった。異常低温の会場で最終発表までどのくらいの聴衆が残っているのか不安に思った実行委員数名は、AC会場へと向かった。

5号館3階の会場へと足を運んでみると、会場は最終発表の一つ前であったが、立ち見の聴衆があふれるほどで、杞憂に過ぎなかったことが判明した。外の寒気とは裏腹に、熱気に包まれた会場で、森先生の発表は、「私は後期高齢者です。どうかいじめないで下さい。」に始まり、よどみない報告で、門外漢の筆者にも短く感じられた9分間であった。後期高齢者が口頭発表する学会は、日本広しと言えどもいくつあるであろうか。実行委員数名は、森先生の溢れんばかりのパワーに圧倒されると同時に、少しの元気をいただき本部へと戻った。

今大会は、東京大学キャンパスを会場にしての久々の大会であった。駒場キャンパスは以前に比べると設備は格段に良くなったものの、それでも複数の建物を行き来しなくてはならず、また大会受付もふさわしい場所がないことから外気にさらされた建物玄関部分を用い、特に異常低温の中、参加者皆様方には多大なご不便をおかけしましたことお詫びいたします。最後にご支援、ご協力を賜りました維持会員企業各社、並びに参加者の皆様に感謝いたします。

2010年度大会総務
佐藤隆一郎、作田庄平、加藤久典、大西康夫、永田晋治、井上 順

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