施設名 (東京都)目黒区立目黒中央中学校
日時 2017年3月9日(木)11:45~12:35
場所 目黒区立目黒中央中学校(東京都目黒区中町2-37-38)
授業の名称 「企業での研究開発と商品化の実例の紹介:プラズマ乳酸菌」
講師 藤原 大介 氏(キリンホールディングス株式会社)
担当者 勝部 篤
聴講者 中学3年生 生徒207名
報告 科学が実生活でどのように役に立っているのか、実例を紹介してもらうことで義務教育卒業後も科学への興味を継続させることができると考え、依頼しました。
講義内容は、(1)乳酸菌のはたらき、(2)企業での研究開発から商品化までの流れの2点でした。
(1)多くの食品にも含まれる乳酸菌は、乳酸菌そのものがウィルスなどの病原体を倒すわけではなく、戦う細胞を強化するはたらきがあるという事、乳酸菌によって得意分野がある事、乳酸菌を採ること寿命がのびる、などデータを元に説明していただき多くの生徒から関心を示していました。
(2)商品化までのプロセスにはアイデアだけではなく、コミュニケーション能力も欠かせない事を教えていただきました。何事も協力してくれる仲間が必要である事、日頃から仲間とコミュニケーションをとりながら仕事を進めていくことの必要性を学びました。
質問タイムも盛況で生徒の関心が高い内容であることを実感しました。バイオテクノロジーの分野への関心が高まった授業でした。

授業風景

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