学校名 (兵庫県)洲本市立五色中学校
開催日 2017年11月14日(火)
場所 洲本市立五色中学校(兵庫県洲本市五色町広石北125)
授業の名称 「身近な発酵食品を支える微生物のはなし」
講師 竹中 慎治 氏(神戸大学大学院 農学研究科教授)
聴講者 中学3年生 生徒94名 教師17名 合計111名
報告 中学では生態系の中で、分解者としての微生物を学習する。そのことに触れながら、細菌、酵母の違いなど、中学生にもわかりやすく教えていただきました。
また、私たちの身のまわりにある味噌、ワイン、鰹節などの飲料・食料品など、たくさんのものが微生物によってつくられている話へと発展してくださった。生徒たちは、より微生物を身近に感じることができました。
さらに、土壌からのプロテアーゼ生産菌の分離法の演示と一部代表生徒による実習もあり、目に見えなかった微生物が、数日後、目に見える数までに増殖したコロニーを興味深く観察することができました。ありがとうございました。

授業風景

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生徒さんの感想

  • 私は、理科の植物や微生物の範囲がとても好きで、お話を聞けたことはとても嬉しかったです。小さな小さな微生物でも、とてもすごく大きな存在だなと思いました。今後は味噌、チーズを作っている微生物を思い出しながら食べたいと思います。将来、微生物の研究をしたいと思いました。
  • 微生物の話は、とても面白かったです。ハローやコロニーが意外にも身近なところにあることを知って、これからの生活で不意に「ハロー!コロニー!」などと言ってしまうかもしれません。身の回りにたくさんの菌、微生物がいることで、私たちの生活が成り立っているような気がしました。実験結果が気になるので、明日は皆より一足早く学校に行きます。