概要

施設名 (福岡県)学校法人筑紫女学園中学校
日時 2015年12月21日(土)10:00〜11:00 
場所 学校法人筑紫女学園中学校(福岡県福岡市中央区警固2−8−1)
授業の名称 「見えないものの力~わたしたちのくらしと健康を支える微生物の話」
講師 中山 二郎 氏(九州大学大学院農学研究院 准教授)
担当教員 堀 安希
聴講者 中学1年生16名と中学2年生18名 計34名
内容 目に見えない生物のことを微生物といいます。私たちの身の回りにはそんな微生物が数え切れないほど生きています。それらの微生物の中には、私たちが生きてく上でとても役に立つものを作り出すものがおります。また、私たちのからだの中にも数え切れないほどの微生物が生きています。それらの中には、病気を起こすものもありますが、逆にわたくしたちの体を健康にしてくれるものもあります。現代のバイオテクノロジーでは、そのような微生物の力をふんだんに使って人間のくらしに役立てております。今回の授業では、そのような微生物の話をみなさんに紹介します。
報告 九州大学中山二郎先生には、中学1,2年生の生徒たちにわかりやすく丁寧に授業をしていただき、また、生徒たちの質問にもたくさん応じていただきました。
とても有意義な時間となり、生徒たちにとっては、新しい学問の扉が開かれたようでした。

授業風景

写真

生徒さんの感想

  • 講義を聴いて、微生物が人類よりもずっと昔から存在し、種類もとても多いことに驚いた。
  • 私たち人間が気付いていないだけで、地球上にはたくさんの生物がいて、つながっていることがわかった。
  • 微生物はからだに害を与えるものと思っていたけれど、とても大切な共生菌などもいることがわかった。
  • 私が質問した「微生物の数」などわかりやすく教えていただいて嬉しかった。
  • 微生物などを利用して、結核などの病気を治すことができたり、ふだん食べているものが微生物によって作り出されることを知れてよかった。
  • 微生物が人間にとってなくてはならないものと知り、もっと知りたいと思った。
  • 自分たちよりもはるかに小さな生き物が自分たちを上回る優れた能力を持っていることを知り驚いた。
  • 私は納豆が好きでよく食べていますが、微生物によってつくられていると知り不思議だった。
  • 私はクマムシについて質問しました。微生物ではなかったけれど、質問に答えてもらって嬉しかったです。ありがとうございました。
  • すごく新鮮でした。難しい話もあったけれど、微生物のすごさや人間との関わりがわかってすごく面白い講義でした。
  • 微生物の歴史を知ることができてよかったです。また、感染症などを起こすこともわかり、もっと理解していきたいと思いました。