概要

学校名 杉並区科学館 平成24年度区民科学講座『日常生活と化学』
日時 2012年12月8日(土)14時30分~16時30分
場所 杉並区立科学館 第3実験室(東京都杉並区清水3-3-13)
授業の名称 「しょうゆのおいしさはどうやってつくられるの?」
講師 小幡 明雄 (キッコーマン株式会社 研究開発本部 基盤研究第2部 部長)
担当者 森亮樹(生物・化学)、大澤由起(生物・化学)
聴講者 一般区民 18名
目的 しょうゆは、日本の食文化を代表する食品として世界のさまざまな国々に出荷され、愛用されております。日本では、豆腐、刺身、煮付け、つゆなど和食を代表する料理に使われることが多いですが、海外では肉料理にも広く使われています。しょうゆのおいしさは「味」「香り」「色」の絶妙なバランスが関係していると言われています。そのおいしさのカギになる「味」「香り」「色」は、どのようにしてつくられるのでしょうか?その重要な働きをするのが、醸造中の微生物がつくりだす”酵素”です。今回は、しょうゆについて、その歴史やつくり方、特に酵素の役割についてわかりやすくお話したいと思います。また、酵素の理解を深めていただくために、ホタルの光を生み出す酵素を使った簡単な実験を交えて説明します。

授業風景

写真写真

参加者の感想

  • 身近なものを科学や化学の目を通して見ることはとても興味深く拝聴しました。これからも、機会があったら参加させていただきます 
  • 楽しい企画内容でした。これからもぜひ、メーカーさんなどの現場で身近な話を企画してください。実験も楽しかったです 
  • 実生活の中で役立つことが何よりです。主人が醤油を何にでも使いたがり困っていたのですが、再度考えてアドバイスしていきます 
  • 大変勉強になりました。また参加したいです。酵素の話をもっと聞きたいです。年齢的にだんだん酵素の働きが気になります。 
  • 実際に目の前で一瞬にして蛍光が見られるというのは、大変魅力的でした。