概要

学校名 帝塚山高等学校
日時 2013年2月8日(金)11時50分~12時40分
場所 帝塚山高等学校 視聴覚教室 (奈良県奈良市学園南3-1-3)
授業の名称 「食品の機能と健康」
講師 河田 照雄 (京都大学大学院農学研究科 教授)
担当者 仲島 浩紀(キャリア教育担当)
聴講者 女子特進コース高校2年生 理系化学選択者55名、教職員10名
目的 帝塚山高等学校の女子特進コースは、理系の学部への進学を希望する生徒が多く、将来研究職に就きたいと考えている者も少なくない。しかしながら、大半の生徒は研究者という職業を具体的にイメージできていないのが現状である。そこで、本講演会を通じてキャリア教育の観点から研究者という職業の理解と認識を深めさせるとともに、生活に密着している農芸化学分野(農学部領域の分野)についての興味関心の喚起を目指した。
内容 肥満や生活習慣病、メタボリックシンドロームといった病気と食品の関係についての基礎研究や応用研究についてお話していただくとともに、農学部を卒業後どのようなキャリア選択が可能であるのか(具体的に研究室の学生・院生がどのような生活を研究室で過ごし、どのような企業や研究所に就職していくのか)をお話いただきました。

授業風景

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生徒さんの感想

  • 今回の授業を聞いて私の目指す学部とは一見全く違う農学部だと思っていましたが、話を聞かせていただいて共通点が見つかりました。それ関してすごく新しい発見になりました。農学部はいろいろな学科があることを知って少し進路選択の候補に入れてみようかなと思います。
  • 私は農学部に興味があったので楽しみでした。説明も分かりやすく話を聞いて環境系に行きたいというぼんやりしたものでなく自分のやりたいことをもう少ししぼってみようと思いました。そして、農学部からでも進路が製薬会社や食品会社といろいろあると知ることができてよかったです。
  • 思っていた以上に農学部の研究はとても幅広くてまたとてもおもしろそうなのもたくさんあり、お話を聞けて本当によかったと思います。すごく農学部に興味を持ちました。
  • 普段聞くことができない大学内や農学部の研究内容について話が聞けて大学への関心がとても高まりました。農学のお話をとても分かりやすく話をしていただき時間があっという間にすぎてしまいました。ためになるお話ありがとうございました。
  • 農芸化学と健康の関連性がわかってとても興味深かったです。楽しそうで生き生きとして研究室の学生さんたちのダイジェストとみて私も早く大学生になりたいなあと思いました。
  • 私はもともと将来「食」についてかかわりたいと思っていたので興味のあることばかりでとても楽しかったです。大学で実際に行われている研究・実験の話を聞きもっと農学について憧れが強くなりました。あれもこれも私をわくわくさせるようなお話で自分の大学生活をより具体的に想像できたのでこれからの勉強のモチベーションUPにつながりました。
  • 人のからだのことを農学部でしていることに驚きました。医学部だけだと思っていました。農学部で製薬会社に行けるのは思ってもいませんでした。農学部という学部が今まで良く分からなかったのですが、今回の講演でどういうものなのか分かってよかったと思います。とても面白い講演ありがとうございました。