概要

学校名 静岡学園高等学校
日時 2011年11月16日(水)16時10分~17時15分
場所 静岡学園高校 物理実験室
授業の名称 最先端創薬研究に関して
講師 渡辺 賢二
静岡県立大学薬学部准教授
担当教員 武藤 吉光(学び支援課)
聴講者 46名(3年生:4名、2年生:14名、1年生:21名、教員:7名)
目的 最先端創薬研究というテーマを通して、現在の我が国が置かれている状況や、現在取り組まれている研究について学び、大学、特に理系に対する関心を高め、進路選択の一助にすることを目的とする。
まとめ 本校では今年度からSGTという名前で大学の教授や民間の方などをお呼びして、様々な講座を開いていますが、今回はその一貫として、学習に対する動機づけの一つとして、本講座を開かせていただきました。参加者に1年生が多いのは、この時期文理選択で悩んでいる生徒が多いことが理由の1つだと思います。また、静岡県立大学は、地元の公立大学として人気が高く、大学に興味があって参加した生徒もいたと思います。
渡辺先生の講義は、現在研究していることが世の中に対してどう貢献していけるのかについてわかりやすく話されていました。また、ご自身のこれまでの経歴なども話してくれたので、生徒たちには大学卒業後の生き方についていろいろ参考になったと思われます。
我々教員も、普段聞くことのできないような話を聞くことができて感謝しています。今回の講義で、この学問分野に興味を持ち、この方面に進路を希望する生徒が増えてくれたら我々としてもたいへんうれしいです。

授業風景

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授業を受けた生徒・教員の感想

  • まだ有機化学を学んでいない学生に雰囲気を感じることができたと思います。
  • 一つの分野にしばられることはないのだとわかりました。今後の進路の参考にしたいと思います。
  • 農学部は農業のことしかやらないと思っていたので、薬学関係のこともできると聞いて驚きました。
  • 将来物理の道に進みたいと思っていましたが、今日の話はとても興味深かったです。
  • 特定の有用な物質をつくる遺伝子と微生物に発現させて安価に大量に作るという話は初めて聞き大変驚きました。
  • 薬をどのようにつくるのか、日本のレベルなどとても勉強になり、薬学、農芸化学等に更に興味が沸いてきました。
  • 農学部志望で食品系に進みたいと思っているので、このような話も聞けてよかったです。
  • 農芸化学というのを初めて知り、広範囲に向かって世界が広がっているということに興味を持ちました。
  • 一つの目標を決めて進んでいくときに、それを追求することと他に関係があることにも目を向けるということをしていこうと思いました。
  • 農芸化学という分野では食品、エコロジーなど4つのことについてやるこということで、すごく広いんだなと思いました。
  • 農芸化学というものに興味が沸きました。何を研究してみようかという考えからとても役に立つものが生まれることはすごいなと思いました。
  • 理系に進む人が少ないと聞いて、わたしは理系に進みたいと思いました。日本を助けたいです。
  • ドラマの仁を見て、ペニシリンがカビからつくることができるのを知ったので、身近なものからすばらしい薬ができないか研究するのはとてもおもしろそう。