第7回産学官若手勉強会「農芸化学産学官連携:実用化・社会還元のケーススタディ」

2008年2月15日 於(独)酒類総合研究所(広島)

本勉強会では、テーマとして「実用化・社会還元のケーススタディ」を掲げ、「実用化・社会還元」の実例を紹介していただける先生にご講演いただきました。

東京農工大学の野村義宏先生からは、中華食材のふか鰭以外の利用が重視されていなかったサメを研究することになったきっかけ、研究を進めるための研究資金の獲得、社会情勢の変化で注目されることになったサメの海洋性コラーゲンとその実用化についてご講演いただきました。

山口大学の赤田倫冶先生からは、産学連携をはじめることになったきっかけ、酵母を材料として「安く、簡単で、新しい」という視点で進めている実用的研究、その中から生まれた製品や教材ツールについてご講演いただきました。講演会後は(独)酒類総合研究所の研究員の方の案内で、日本酒をはじめとした各種酒類を造る設備を見学させていただきました。

(参加者:大学関係者12名、企業関係者9名、官関係者23名、講演者2名)

産学官若手勉強会07