日本農芸化学会2009年度(平成21年度)大会のシンポジウムは、会員の皆様からの公募により構成しました。本学会誌(5月号、6月号、7月号)を通じて積極的な課題の提案を募集し(7月25日締切)、最終的に例年よりも多く以下の33課題を採択しました。

これらのうち2課題のシンポジウムは、2009年3月28日(土)および29日(日)昼にランチョン形式で開催します。残る31課題については28日(土)および29日(日)の午前および午後に開催します。

日時:3月28日(土)~29日(日) 場所福岡国際会議場(2F、F4、F5)

会場 番号 詳細
3月28日(土)9:00~11:30 ※2SY01のみ 8:30~11:30
2 A 2SY01 多様な酵母の先端研究と応用展開 
世話人:家藤治幸(酒類総合研)、高島昌子(理研バイオリソース)、川向誠(島根大生物資源)
B 2SY02 バイオフィルムの新展開 - 有効利用と新しい可能性 -  
(共催:日本大学生物資源科学部ハイテクリサーチセンタープロジェクト、日本微生物生態学会、バイオフィルム研究部会)
世話人:古川壮一(日大生物資源)、岩淵範之(日大生物資源)、森川正章(北大院地球環境)
C 2SY03 プロテオミクスから見た食と健康 
(共催:日本ヒトプロテオーム機構)
世話人:榊原陽一(宮大農)、大石正道(北里大理)
D 2SY04 動物アミノ酸代謝恒常性の制御機構を探る:分子機構からシステム解析へ
(共催:日本アミノ酸学会)
世話人:古屋茂樹(九大バイオアーク)、門脇基二(新潟大農)
4 E 2SY05 共生微生物のゲノム解析から見えてきた細胞共進化の道筋 
(共催:極限環境微生物学会)
世話人:加藤千明(海洋研究開発機構)、丸山正(海洋研究開発機構)、大熊盛也(理研)
F 2SY06 タンパク質発現手法の最適化 - より良い機能性タンパク質を求めて -
世話人:伊東昌章(沖縄工専生資工)、 井上國世(京大院農)
G 2SY07 多様な生物種におけるケミカルバイオロジー
世話人:浅見忠男(東大院農)、桑野栄一(九大院農)、石橋郁人(長大院生産)
5 H 2SY08 細菌ゲノム創薬研究の新展開: 分子標的剤の開発と展望
世話人:内海龍太郎(近大院バイオ)、五十嵐雅之(微生物化学研)
3月28日(土)11:50~12:40
5 I LS-1 小中高等学校における理科教育に関する農芸化学会からの提言 
(主催:日本農芸化学会本部・学術活動強化委員会)
世話人:清水昌(京大院農、本会副会長・学術活動強化委員会委員長)
3月28日(土)15:30~18:00
2 A 2SY09 酵母に学ぶエタノールストレス適応戦略とその応用
(共催:(独)農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター)
世話人:高木博史(奈良先端大バイオ)、近藤昭彦(神大院工)
B 2SY10 環境調和型微生物工場のデザインテクノロジー
(共催:(財)バイオインダストリー協会)
世話人:安枝寿(味の素ライフサイエンス研)、松山彰収(ダイセル化学工業)、倉根隆一郎(中部大)
C 2SY11 フードケミカルバイオロジー:食品成分の生体応答分子機構からみえてくる生命現象
世話人:立花宏文(九大院農)、村上明(京大院農)
D 2SY12 拡がる非タンパク質構成アミノ酸の世界 - 生理機能と新素材としての魅力 -
世話人:川崎寿(東京電機大工)、鈴木俊一(味の素アミノサイエンス研)
4 E 2SY13 構造生物学の現状と展望 - 農芸化学におけるさらなる発展を目指して -
世話人:角田佳充(九大院農)、田之倉優(東大院農)
F 2SY14 エキソぺプチダーゼ研究の新たな展開
世話人:芳本忠 (長大院医歯薬)、辻本雅文(理研)
G 2SY15 脂質が変える、脂質が変わる - 生体内脂質研究のダイナミズム -
世話人:佐藤匡央(九大院農)、沖野望(九大院農)
5 H 2SY16 資源リサイクル社会構築のための環境バイオテクノロジー
(共催:環境バイオテクノロジー学会、バイオインダストリー協会、大阪大学フロンティア産業バイオ国際拠点)
世話人:黒田章夫(広大院先端物質)、野尻秀昭(東大生物生産工学セ)、本田孝祐(阪大院工)
3月29日(日)9:00~11:30 ※3SY06のみ 8:30~11:30
2 A 3SY01 企業等における乳酸菌の実用化研究 - 乳酸菌研究、津々浦々 -
世話人:園元謙二(九大院農)、横田篤(北大院農)
B 3SY02 光でタンパク質の構造・機能・動きを探る
世話人:山下昭二(九大院農)、西本悦子(九大院農)
C 3SY03 新ゲノム科学と農芸化学への応用
世話人:西田洋巳(東大院農)、久原哲(九大院農)、原島俊(阪大院工)、大島研郎(東大院農)
D 3SY04 動物細胞工学の新展開
(共催:日本動物細胞工学会、日本生物工学会セル&ティッシュエンジニアリング研究部会)
世話人:大政健史(阪大院工)、白畑實隆(九大院農)
4 E 3SY05 細菌の細胞骨格蛋白質研究の最前線
世話人:福森義宏(金沢大理工)、和地正明(東工大院生命理工)
F 3SY06 核酸に関わる酵素の化学 - 基礎から応用まで -
世話人:石野良純(九大院農)、保川清(京大院農)、跡見晴幸(京大院工)
G 3SY07 食の安定な供給と安全性の確保に向かう糸状菌研究
世話人:藤村真(東洋大生命)、鎌倉高志(東京理大理工)、作田庄平(東大院農)
5 H 3SY08 亜鉛バイオロジーの新展開
世話人:永尾雅哉 (京大院生命)、神戸大朋(京大院生命)、駒井三千夫(東北大院農)
3月29日(日)11:50~14:00
2 A LS-9 農芸化学分野の大学院における技術者、研究者養成教育の改革:現状分析と今後の展開 (主催:日本農芸化学会JABEE対応委員会)
世話人:江坂宗春(広大院生物圏科学、JABEE対応委員会委員長)、長澤寛道(東大院農、理事、JABEE対応委員)、大島敏久(九大院農、JABEE対応委員)
3月29日(日)15:30~18:00
2 A 3SY09 OMICSを基盤とした生物機能の戦略的高度化と物質生産
世話人:割石博之(九大院農)、白石文秀(九大バイオアーク)
B 3SY10 遺伝子組換え技術を駆使した植物による有用物質生産の体系化 
(共催:バイオテクノロジー開発技術研究組合)
(後援:経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO))
世話人:新名惇彦(植物ハイテック研)、松村健(産総研ゲノム)、松岡健(九大院農)
C 3SY11  昆虫科学研究の最前線
世話人:松本正吾(理研)、片岡宏誌(東大院先端生命)、長澤寛道(東大院農)
D 3SY12 酵素・代謝研究の最前線: 新規経路とユニークな酵素機能
世話人:小林達彦(筑波大生命環境)、西山真(東大生物生産工学セ)
4 E 3SY13 先端的計算化学手法による生体分子の機能解析シミュレーション:実験化学者のためのタンパク質計算に向けて
世話人:直島好伸(岡山理科大)、田村隆(岡大院自然)
F 3SY14 糖質科学の未来
世話人:伊東信(九大院農)、山本憲二(京大院生命)
G 3SY15 高度好熱菌の特異な生態と環境バイオテクノロジー への応用
世話人:酒井謙二(九大院農)、大島敏久(九大院農)、土居克実(九大院農)