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1 章 アミノ酸・ペプチド・タンパク質
3.タンパク質を構成するおもなアミノ酸
【解説】
多くの生物は、栄養（食事、餌、培地など）として体内に取り入れたタンパク質などを分解し、それをもとに必要なアミノ酸を再合成して利用しています。ところが生物によっては、ある種のアミノ酸を再合成することができず、すべて外部から取り入れる必要がある場合があります。このように、自分自身では合成できないアミノ酸のことを「必須アミノ酸」と呼びます。必須アミノ酸の種類は生物種によりさまざまです。人間における必須アミノ酸にはバリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、リジン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン、メチオニンがあります。
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