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「女子学生・若手女性研究者の人生デザインのために」

日本農芸化学会では、ダイバーシティ推進委員会を設置して、多様な背景・状況を持つ方々が農芸化学分野で等しく活動していただく状況の実現を目指して活動しております。

このシンポジウムは、本委員会のカバーする幅広い領域の中でも、特に女性のキャリアデザインについて議論する場を提供する目的で企画されました。特に女子学生の皆さんが研究者・会社員といった自らの人生を設計するにあたり、お二人の先輩の今までの歩みを中心にしたお話を伺うことで、ビジョンを描くきっかけになればと期待しています。

話題提供者の一人目は、2020年度の農芸化学若手女性研究者賞(JSBBA Award for Young Women Scientists)受賞者の千葉洋子さんで、現在、理化学研究所で研究員をされています。お二人目は、本会理事の松井知子さんで、本務はノボザイムズジャパンで企業人として活躍されています。学部・大学院に在籍中の学生さんや若手の女性研究者の方をはじめ、多くの方々の参加・来聴を歓迎いたします。

タイトル 男女共同参画ランチョンシンポジウム
「女子学生・若手女性研究者の人生デザインのために」
後援 男女共同参画学協会連絡会
日時 2021年3月20日(土) 12:00〜13:00
形態 Zoomウェビナーによるオンライン開催
プログラム 12:00~12:05 開会の挨拶
熊谷 日登美(日本大学 生物資源科学部)

12:05~12:25
話題提供(1)「運と縁と勘と―アカデミアサバイバル?日記」 
千葉 洋子 (理化学研究所環境資源科学研究センター)
子育てをしながらアカデミアでPrincipal Investigator (PI)の職を得るという長期目標に向かって、これまで何を考えながらキャリアを選択してきたのかお話しします。(ただし、未だPIの職を得ていないので、この選択が正解かは不明です。あしからずご了承ください。)

12:25~12:45
話題提供(2)「気づいたらこんな職務に-北欧バイオ企業での奮闘記」 
松井 知子 (ノボザイムズジャパン)
なぜバイオテクノロジーの分野に入って、今の企業の研究所に入ったのか。会社ではどのような仕事をしていたか、また、現在のポジションでの仕事の内容、そして、子育てと仕事の両立の話などをご紹介します。

12:45~13:00 Wrap-up

13:00 閉会の挨拶
野尻 秀昭 (東京大学 生物生産工学研究センター)