農芸化学の目から食の役割を考える

日本農芸化学会では、農芸化学分野の活動や研究内容を広く知っていただく農芸化学 「化学と生物」シンポジウムを毎年開催しています。

今年度は、東北支部が担当する年次大会の開催に併せて、私たちの生活に最も密接に関係している「食」に関するテーマで開催することとなりました。食品の栄養に関するだけでなく食品の機能性にも広く関わる食品科学研究は、農芸化学における最も重要で中心的な研究領域の一つです。本シンポジウムではこのような食品科学領域における最先端研究について、これらの分野で世界をリードする3名の研究者に分かりやすく講演していただく予定です。私たちの生活に深く関わる食の果たす重要な役割に加えて食の機能に基づく食品開発への展望について、大会参加者だけでなく、中学・高校生を含む一般の方々にもお伝えできれば幸いです。多くの方々のご来聴をお待ちしております。

主催 公益社団法人日本農芸化学会
共催 日本学術会議 農芸化学分科会
日時 2021年3月21日(日) 13:00〜15:00
形態 Zoomウェビナーによるオンライン開催
プログラム 13:00〜13:05
開会の挨拶
吉田 稔(日本農芸化学会 会長)

13:05〜13:10
日本学術会議 挨拶
熊谷 日登美(日本学術会議 農芸化学分科会)

13:10〜13:45
講演「食のもつ抗アレルギーのポテンシャル」
戸田 雅子 (東北大学大学院農学研究科)
座長: 清水 誠(日本学術会議 農芸化学分科会)

13:45〜14:20
講演「東北の食材を生かす新食品開発と国際展開」
宮澤 陽夫 (東北大学未来科学技術共同研究センター)
座長: 竹中 麻子(日本学術会議 農芸化学分科会)

14:20〜14:55
講演「食の機能による健康寿命延伸」
佐藤 隆一郎 (東京大学大学院農学生命科学研究科)
座長: 仲川 清隆 (日本農芸化学会 理事)

14:55〜15:00
閉会の挨拶
阿部 敬悦 (日本農芸化学会 副会長)
参加申込 化学と生物シンポジウムは、会員の有無、大会参加申込の有無を問わず、どなたでもご参加いただけます。

大会参加申込をされていない会員ならびに非会員の皆様は以下のリンクから事前登録をお願いします。登録いただいた方に化学と生物シンポジウムのZoomウェビナーへのログイン情報をお知らせします。

なお、大会参加申込をされている方は、大会HPのプログラム検索サイトから視聴いただけますので、あらためて登録していただく必要はありません。

一般公開オンライン視聴 参加申込
ポスター ポスター
第47回 農芸化学「化学と生物」シンポジウム ポスター

問い合わせ先

第47回農芸化学「化学と生物」シンポジウム世話人
五味 勝也(東北大学大学院農学研究科)
E-mail