概要

日時 2012年6月25日(月) 14:00~15:40
学校 私立尚絅学院高等学校 生物実験室
対象 1年生および3年生の混成 計45名
テーマ 「麹菌のアミラーゼ検出実験」「簡易DNA抽出実験」
講師 明治大学農学部 教授 中島 春紫 氏
内容 「麹菌のアミラーゼ検出実験」事前に郵送した蒸し米に生育させた麹菌試料を乳鉢ですりつぶした抽出液をインクの代わりに用い、デンプンプレートに絵を描く実験。
「簡易DNA抽出実験」半数の生徒はブロッコリー、残り半数はバナナを材料とし、食塩水と洗剤とエタノールを用いた簡易な手順でDNAの抽出・観察。

出前授業を受けた生徒さんたちの率直な感想

  • 今までの出前授業とは少し違った楽しさを味わうことができた。
  • どのような反応でどのような結果になるのかわくわくした。
  • アミラーゼのあぶり出し実験は驚きました。
  • デンプンが分解されて透明になっていくのが一番不思議だった。
  • 不思議だらけで理解しにくいところがあったが、興味が沸いた。
  • ブロッコリーから出た糸状の物質は、なぜあのように糸状になって現れるのか、疑問だったが、感動した。
  • 今回の実験で菌に対する抵抗があまりなくなりました。
  • 麹菌は私達にとってなじみ深い菌だと知った。
  • 麹菌という優れた菌が日本の国菌でよかった。
  • 実験で菌をすりつぶすのは衝撃でした。
  • DNAは授業で度々出てくるが、説明できないし、難しくて興味がなかったが、実験はおもしろかった。
  • DNAの抽出実験は複雑かと思っていたが、意外に簡単で、単純におもしろいと思った。
  • 菌は奥深くて、DNAはおもしろい。もっと知りたいと思った。
  • 麹菌をはじめて生で見て、手で触ることができた。
  • 目に見えやすい菌についても、もっと詳しく知りたいと思った。
  • 一層農学部で学びたいという気持ちが強くなりました。
  • 菌の抽出液で描いたところが、なぜ着色されず、周りの培地が着色されているのかの説明を聞いて、より理解が深まった。
  • 昔の人たちは、みそ、しょうゆ、日本酒作りにおける菌の使い方でいろいろな食材を創り出したことに改めて感心させられた。

出前授業風景

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