概要

日時 2014年10月4日(土) 14:00~16:20
場所 味の素(株)川崎工場 (神奈川県川崎市川崎区鈴木町1-1)
テーマ ゲノム解析-技術革命と近未来-
講師 東京農工大学工学研究院生命機能科学部門教授 養王田正文氏
コーディネーター 味の素(株)バイオ・ファイン研究所 外内尚人 氏
共催 日本学術会議農芸化学分科会、味の素(株)
内容 生命科学最の偉業の1つが、ヒトゲノム解析です。ワトソンとクリックをご存知の方が多いと思いますが、彼らの発見により、我々の設計図はDNAの4つの塩基(A,T,G,C)の配列として書かれていることが明らかになりました。ヒトゲノム解析の成果は、ヒトの設計図である30億のDNA配列の解明でした。しかし、解析されたのは1つのモデルであり、私も皆さんもそれぞれ異なった設計図を持っています。その違いにこそ、我々の個性があります。その後の10年程の研究開発の革命とも言える成果により、現在では、その個性の源である個人のゲノム配列の解析が可能となっています。ゲノムは究極の個人情報であり、その利用は慎重に考えるべきですが、医療に革命を起こすことは確実となっています。また、地球上に存在する全ての生物のゲノムの解析が可能になり、様々な生物資源の有効利用が可能になります。本サイエンスカフェでは、現在のゲノム解析革命の実態を紹介し、ゲノム革命後の近未来について参加者の方々と議論したいと思っています。
サイエンスカフェの後、工場見学にご案内いたします。
参加費 500円(ドリンク代を含む)
申込方法 広報担当までメールにてお申込みください。

開催地

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会場風景

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