最近のゲノム編集技術の進展は非常に速く、農業・食糧、健康・医療、工業、環境など広範な領域で活用されることが予想されています。世界中でゲノム編集生物やその生産物の取り扱いに関する議論が行われており、わが国でも届出や表示に関するルールが昨年ようやく整いました。これに伴い、いつ最初の製品が市場に出てくるか世間が注目する段階に入りました。その一方でゲノム編集産物の実用化プロセスにおける不確実性を指摘する声も少なからず聞こえてきます。それは主として知財や規制、社会受容に関する曖昧さや不透明性、情報の不足などに起因しているように思われます。本シンポジウムはそうした不確実性にフォーカスし、この革新的技術を利用した多くの有益なアイデアが速やかに具現化され社会の役に立つようにするために必要な情報や課題の共有を目的として開催されます。

タイトル 「ゲノム編集技術の社会実装に伴う諸問題にどう対処すべきか?」
日時 2020年10月30日(金)13:00~16:15
開催形式 オンラインシンポジウム
主催 (公社)日本農芸化学会(JSBBA)
共催 SIP 「スマートバイオ産業・農業基盤技術」 精密ゲノム編集コンソーシアム・国民理解コンソーシアム
(一財)バイオインダストリー協会(JBA)
参加 300名程度 → 500名程度 ※ご好評につき定員増枠しました
(参加費:無料)
参加申込フォームからお申し込みください。

プログラム

時間 タイトル 講師
13:00~13:05 開会挨拶 日本農芸化学会 会長 吉田 稔
13:05~13:35 CRISPR-Cas9 Intellectual Property for Innovations in Plant Agriculture: Corteva Agriscience’s Position and Joint Licensing Program Corteva Agriscience
Trevor Jones & Mathias Müller
13:35~14:05 ゲノム編集技術の基本特許と農業分野の社会実装に向けた対策 特許業務法人 セントクレスト国際特許事務所 副所長  橋本一憲
14:05~14:35 ゲノム編集農林水産物・食品の社会実装に向けた展望と留意点 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構  高原 学
14:35~14:45 休憩
14:45~15:15 ゲノム編集ツール開発と医療への応用戦略 東京大学大学院理学系研究科 教授/Modalis Therapeutics株式会社 社外取締役  濡木 理
15:15~15:45 大学発新規ゲノム編集技術の産業化における諸課題 九州大学農学研究院生命機能科学部門 教授/エディットフォース株式会社 科学顧問  中村 崇裕
15:45~16:10 総合討論
16:10~16:15 閉会挨拶 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構  土岐 精一

※Corteva社の発表に通訳はございません。