公益社団法人 日本農芸化学会

中学校2年生の職業講話の一環として、「職業としての研究者について」と研究内容の「酵素と食糧問題」について講義していただきました。

講義前半では、大川先生のプロフィールを基に、研究者になる道筋を説明していただいたり、企業の研究者と大学などの研究者の違いを、分かりやすく教えていただきました。お話の中で生徒に対して「得意な分野をもつこと」「ほんのちょっとの『勇気』をもつこと」といったアドバイスもいただきました。

講義後半では、大川先生が研究している「酵素」についてお話していただきました。中学2年生にとってかなり難しい内容でしたが、身近な加工食品を例に話していただいたり、酵素による変化が分かるサンプルを実際に見せていただくことで、分かりやすく説明をしていただきました。

最後に生徒からの質問にも丁寧に答えていただき、講義を終えました。

生徒の事後の感想では、「分かりやすかった」「家で酵素の入った製品を探してみたい」といったものがあり、科学的な研究の意義や必要性を学ぶことができました。

このような機会をいただき、本当にありがとうございました。