概要

日時 2026年2月14日(土)14:00~15:30
場所 産業と若者が息づく拠点施設 allla「2階会議室」
(長野県伊那市荒井3428番地7)
テーマ 伊那谷発・微生物研究から広がる世界
講師 野村 亘 氏(信州大学 農学部)
コーディネーター 保坂 毅 氏(信州大学 農学部)
主催 日本農芸化学会
後援 信州大学 農学部
内容 微生物は地球を陰で支える功労者です。
微生物一つひとつの本当の姿から、興味深い新たな生命現象も見えてきます。
今回のサイエンスカフェでは、発酵に欠くことができない微生物「酵母」とくすりをつくる微生物「放線菌」を例に挙げて、微生物研究から広がる世界についてわかりやすく説明します。
微生物の面白さや奥深さを一緒にのぞいてみましょう。
参加費 250円(飲食代として)
定員 20名(事前申込み制・先着順)
申し込み方法 参加申込フォームからお申し込みください。
問合せ先・連絡担当者 保坂 毅(信州大学農学部)
thosaka●shinshu-u.ac.jp (●を@に置き換えてください)

【ご参加のみなさまへ、感染症予防および拡散防止対策へのご協力のお願い】
感染症拡大の防止に細心の注意を払い、換気などの防止策を行なった上で講座を実施します。参加者のみなさまも、手洗いなど感染症防止策にご協力ください。
■来場前に発熱や咳、全身痛等の症状がある場合は、ご来場をお控えください。
■会場では、マスクのご着用をお願いします。
■手洗い、消毒用アルコール使用の励行をお願いします。

ポスター

会場風景

会場風景写真1  会場風景写真2

報告

162回サイエンスカフェは、1011日、夢菓房たから2階多目的スペース「和味(なごみ)」で開催されました。

はじめに、コーディネーターの柳田亮(香川大学)から農芸化学会サイエンスカフェの趣旨説明と講師の紹介を行いました。
続いて、渡邉彰先生(香川大学)からまず日本農芸化学会の紹介を行っていただき、微生物とは何か、どれくらいの数の微生物がどのような場所に生育しているのか、といった微生物学の基礎を解説していただいた後、より詳しい担子菌の説明と子実体形成の機構について分かっている点、分かっていない点など実際に培養した種々の食用キノコの菌糸やエノキタケの子実体を見せながら紹介いただきました。
続いて、田中直孝先生(香川大学)からまずMDGs、SDGs、そして次なるSWGs (Sustainable Well-being Goals)の内容と世界の課題、農芸化学分野と応用微生物学分野がどのように社会貢献できるかを解説いただきました。さらに、田中先生が取り組んでおられる廃棄うどんを原料とした酢酸菌によるバクテリアセルロース紙の特性と生産工程の確立と、香川県丸亀市の伝統工芸品である「丸亀うちわ」への利用、福祉施設への生産委託による「産学 “福”連携」事業などを紹介いただきました。
参加者には実際にバクテリアセルロース膜、加工された微生物紙、それを利用した丸亀うちわを触ってもらったりした他、微生物生産物の水浄化への利用としてポリグルタミン酸による泥水や色水の清澄化などを体験してもらいました。
参加者の年齢層は幅広く、和菓子を食べながらのリラックスした雰囲気のイベントとなりました。会場は演者と参加者の距離も近く、合間合間の質問コーナーでは活発に様々な角度から質疑が行われ盛況でした。

参加者:13名