概要

日時 2011年2月5日(土) 15:00~16:10
場所 セカンドハウス 七条西洞院店 2階 (京都市下京区東中筋通七条上る文覚町402)
テーマ 植物がもたらす生活の彩り -ビールの香りと苦み-
講師 京都大学生存圏研究所 教授
矢崎 一史 氏
コーディネーター 朝日新聞 科学医療グループ
瀬川 茂子 氏
共催 財団法人農芸化学研究奨励会、日本学術会議農芸化学分科会、三省堂書店
内容 衣食住といった生活の基本が足りると、我々人間は「生活の質」の向上に興味が向きます。ずっと健康でいたい、同じ食べるならおいしい方がいい、ほっと一息ついたらお茶かコーヒーがほしい、というのは誰でも考えるところです。大人の楽しみの一つには「お風呂上がりのビール」もあるでしょう。さて、これら嗜好品、基本は全て「植物」であることを意識したことがあるでしょうか。
ビールは、麦とホップと酵母からできています。麦や酵母は知っていてもホップという植物は普段あまり目にすることはありません。しかし、世界的には大々的に栽培されていて、その雌花のみがビール醸造に使われていますが、逆にそれ以外には使われることのない特殊な作物といえます。
今回はこのホップという植物に焦点を当て、花の中でどのようにして香りや苦い味の成分がつくられているかを紹介したいと思います。さらに、お茶やコーヒーの作る成分にもふれ、植物は我々の生活の質の向上にとって、いかになくてはならない存在であるかというお話をしたいと思います。
参加費 500円(ドリンク代を含む)
申し込み先 三省堂書店京都駅店(TEL:075-365-8640)

会場風景