概要

日時 2012年8月25日(土) 15:00~16:30
場所 三省堂書店札幌店BOOKS&CAFE(UCC)
テーマ 化学でひも解く植物の生きる知恵
講師 北海道大学大学院農学研究院 准教授 松浦 英幸 氏
コーディネーター 北海道大学大学院農学研究院 助教 高橋 公咲 氏
共催 財団法人農芸化学研究奨励会、日本学術会議農芸化学分科会、三省堂書店
内容 普段、何気なく接している植物ですが、皆さん不思議に思った事はありませんか?春に良く目にする「フキノトウ」、さて、「フキ」との関係は如何に?ジャガイモに「ヘソの緒」がある?おいしそうなスイカ、トマト、果実に種子はあるけれど、果実内で発芽した種子を見た事がありますか?植物は仲間の植物のSOS信号を受け取っている?など列挙に暇がありません。
そもそも、植物は毛虫などの病害虫に侵略された場合、ひたすら我慢し、食べられているだけでしょうか?実は植物、積極的に防戦し自己武装を行い、病害虫にダイエットを強制、近隣の仲間には病害虫の情報を提供し集団武装、ついでに傭兵とも言える病害虫の天敵まで呼び寄せています。『素晴らしい』の一言につきます。私どもの研究室では、このような植物の生きる知恵を有機化学的に解明し、これを現代の農業へ応用することを目指しており、これらの話題についていくつか例を挙げながら解説します。
参加費 500 円(ドリンク代を含む)
申込方法 三省堂サイエンスカフェのページ(こちら)からお申し込みください。

会場風景

写真 写真

参加者の意見

  • ジャガイモをじっくり見たのは、はじめてでした。大学でやっていたこともふりかえることができて、大変勉強になりました。
  • お話楽しかったです。有難うございました。