2016年9月1日

法人会員 各位


公益社団法人 日本農芸化学会
会   長  植田  和光    

産学官学術交流委員会    
委員長  三輪  清志    

 

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
貴社におかれましては、平素より本会の各種事業に対しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、「実学」を指向することを特徴とする本会では、独創的な研究テーマの企画創案を推進する「農芸化学研究企画賞」というユニークな賞を設けております。
本賞は、従来のような研究成果に対する賞ではなく、農芸化学分野における新たな産業の育成をめざして、農芸化学の特徴を活かした重点研究領域から優秀なテーマ提案者を顕彰し、もって研究成果の早期創出とその産業化を支援することで、農芸化学における産業界と学・官界の連携強化への寄与をめざすことを目的としております。
本賞では3つの重点研究領域(下記参照)を設定して、各領域における斬新な研究企画を会員から広く募集し、本賞の趣旨に賛同した企業からの寄付金を、産学官学術交流委員会が選出した研究者に副賞として贈呈することにより、学術研究の産業化促進や農芸化学のさらなる発展をめざそうというものです。3つの重点研究領域ごと2件まで、最大6件までを毎年選出いたします。
受賞研究企画には1件あたり副賞200万円を授与し、随時報告を行っていただきながら研究企画の早期具現化を推進支援しております。
本賞の趣旨をぜひともご理解いただき、ご寄附を賜りますようお願い申し上げる次第です。
なお、本寄附金は、公益社団法人日本農芸化学会の主たる目的である業務に関連する寄附金ですので、税制上の優遇措置が適用されますことを申し添えます。

敬具


農芸化学研究企画賞・3つの重点研究領域

  • 重点研究領域① 先導的生物活性物質研究と新技術開発
    (1)革新的医薬医療を志向した生物活性物質の探索・合成・生産等の研究と新技術開発
    (2)革新的農林水産物生産を志向した生物活性物質研究と新技術開発
  • 重点研究領域② 機能性食品素材および食品
  • 重点研究領域③ グリーンバイオテクノロジー
    (1)バイオマス資源の生産・供給・利用(有用物質生産プロセス等)に関わるテクノロジー
    (2)省資源・省エネルギープロセスに関わるバイオテクノロジー
    (3)環境浄化・資源循環に関わるバイオテクノロジー

寄付金は、1口20万円を単位として自由な口数お申し込みいただけます。お申し込みに際しては、下記本会事務局までご連絡ください。所定の申込用紙をお送りいたします。本事業へのご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


※過去の受賞企画一覧と第13回農芸化学研究企画賞副賞ご寄附企業を本会ホームページにて公開しています。
また趣旨ご賛同いただきました企業様宛には別途今回の応募研究企画リスト、受賞者報告会
ご案内、最終報告書などを後日お送りする予定にしております。


【参考】第13回農芸化学研究企画賞 寄付金申し込み企業一覧

19社(50音順、敬称略)

  • アサヒグループホールディングス株式会社
  • 天野エンザイム株式会社
  • キッコーマン株式会社
  • キリン株式会社
  • サッポロビール株式会社
  • 第一三共株式会社
  • 長谷川香料株式会社
  • 不二製油株式会社
  • 森永乳業株式会社
  • 味の素株式会社
  • 株式会社カネカ
  • 協和発酵キリン株式会社
  • 月桂冠株式会社
  • サントリーウエルネス株式会社
  • 日東薬品工業株式会社
  • 株式会社林原
  • 株式会社明治
  • ヤマサ醤油株式会社
  • ライオン株式会社


<本件に関する問い合わせ先>
公益社団法人日本農芸化学会事務局 田部
東京都文京区弥生2-4-16学会センタービル2階
Tel:03-3811-8789 Fax:03-3815-1920
E-mail